米国のトランプ大統領と北朝鮮の
当初予定されていた「共同声明の署名」には至らず、予定を数時間切り上げて終了した。
米朝首脳会談では、主に北朝鮮の非核化について話し合いが行われた。
しかし、北朝鮮の完全非核化を望む米国側と、経済制裁解除を求める北朝鮮側の溝は最後まで埋まらなかった。
北朝鮮は現在、石油精製品の供給上限や特定人物の資産凍結などの経済制裁を受けている。
次回の会談については、現在予定されていない。
米朝首脳会談が行われたのは今回が2回目。初めて行われたのは平成30年6月12日、シンガポールで。
トランプ氏は会談後の記者会見で、北朝鮮側が
米国側は
また、北朝鮮側は査察や廃棄前に経済制裁の解除を要求してきたという。
トランブ氏は「立ち去ることを決めた」と述べ、「北朝鮮への制裁は維持される」とも述べた。
会談に同席したポンペオ国務長官によると、「(米朝間の実務者協議は)数週間以内にも行われる」と言う。
トランプ氏は「時間をかければ(北朝鮮側との溝は)埋められるだろう」「(金正恩氏との
会談終了後、車に乗り込み現場を後にした
会談前、両国の間には友好ムードがあった。
調子に乗って欲張ったら、トランプ大統領は席を立ち早々に帰国した。
本来、これが外交というものではないのだろうか?
日本の外務省にも、少しは見習ってもらいたいものである。