スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は27日、支那の兵器売上高は世界2位に達しているという推計を発表した。
SIPRIは毎年、軍事関連企業の売上高トップ100を発表しているが、支那の企業は情報不足のため除外している。
今回、平成29(2017)年の支那企業4社の売上高(概算)が明らかとなった。
支那人民解放軍(陸・海・空)の儀仗隊、出典:Президент России
SIPRIによると、平成29(2017)年の支那企業4社の売上高は6位、8位、9位、19位。この4社のみでロシアを上回った。
6位に入った支那国航空工業集団(AVIC)は、航空機製造企業で、売上高は201億ドル(約2兆2,000億円)。
8位に入った中国兵器工業集団は、戦闘車両や大砲、対空防衛システムなどを製造する企業としては世界最大。
軍事関連企業の平成29年売上トップ10
1. ロッキード・マーティン(米)/439億ドル
2. ボーイング(米)/269億ドル
3. ノースロップ・グラマン(米)/224億ドル
4. レイセオン(米)/220億ドル
5. BAEシステムズ(英)/210億ドル
6. 支那航空工業集団(支)/201億ドル
7. ジェネラル・ダイナミクス(米)/195億ドル
8. 支那兵器工業集団(支) /172億ドル
9. 支那電子科技集団(支) /122億ドル
10. エアバス(欧州連合の4カ国)/100億ドル
情報元:New SIPRI data reveals scale of Chinese arms industry | sipri
トップ10の企業は米国が5社、支那が3社、英国が1社、欧州連合が1社だった。世界の強国といわれる国が上位を占めた。
日本企業では、平成30(2018)年時点で三菱重工が25位、川崎重工が48位に入った。
日本は今のままで本当に大丈夫か?