厚生労働省は12日(日)の週以降、布マスクの全戸配布を開始した。
全国5千万余りの全世帯に、一世帯2枚ずつ布マスクが配布される。日本郵便がポストに投函する。
厚生労働省から介護施設に届けられた布マスク、原典:YouTube
厚生労働省は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染者数の多い都道府県から配布を行う。5月中旬までには全て配布したいとしている。
同省はすでに、介護施設や障害者施設などには布マスクを配布している。4月中旬以降、小中高校や特別支援学校などにも配布する予定。
各世帯に配布される布マスクは、見た目には「普通のマスク」で、Lサイズより小さい。再利用が可能で、洗い方は以下のとおり。
布マスクの洗い方
1.衣料用洗剤で、もみ洗いではなく、軽く押し洗い
2.十分なすすぎをする
3.乾燥機は使わす、陰干しで自然乾燥
洗濯により縮むが、品質には問題ないという。
洗濯頻度は1日1回を推奨。
汚れが気になる場合は塩素系漂白剤を使って洗ってもいいが、すすぎは十分にすること。柔軟剤の使用は避けること。
布製マスクを全戸配布する理由は、品薄状態のため、国民が入手困難だからである。
これは表向きであり、もう一つ重要な理由がある。
マスクには、使い捨てのものと、再利用可能なものがある。
使い捨てマスク(サージカルマスクなど)は、医療機関に優先的に回す必要があるのだ。これができなければ、医療崩壊を起こす。
安倍内閣は、医療機関向けにサージカルマスクを、来週(4/18)までに計4500万枚配布する。
更に、7都府県の医療機関向けに、追加で1000万枚を配布予定。
情報元:令和2年4月11日 新型コロナウイルス感染症対策本部(第28回) | 令和2年 | 総理の一日 | ニュース | 首相官邸ホームページ
新型コロナウイルス感染症の拡大を抑える事ができるか否かは、一人一人の行動にかかっている。
日本はコロナなどに負ける国ではない。