ロシアによるウクライナ侵攻が開始された翌日の25日、ロシア軍の部隊がウクライナの首都「キエフ」に入った。
キエフでは前日に続き、この日も爆音が聞かれた。戦火を逃れるため、地下鉄の駅には多くの人が押し寄せた。
ロシアによるウクライナ侵攻の概略図、出典:Wikipedia
ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派が占領する地域「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立国として承認。
同日、両地域への派兵を命じた。
ロシア軍は24日より、ウクライナへの全面侵攻を開始した。
ロシア国防省によると、この日のうちにウクライナ軍の地上施設83を攻撃したという。攻撃対象には11の空港が含まれる。
首都キエフ北部にある史上最悪の原発事故が起きたチェルノブイリ原子力発電所も24日、ロシア軍に占拠された(ロシア国防省の発表では25日)。
ウクライナのゼレンスキー大統領は25日朝、民間人を含む137人が死亡したことを明らかにした。
そのうえで、総動員令を出して防衛態勢を強化するとした。
キエフ市内を走行するロシア軍の装甲兵員輸送車(2月25日)、出典:Twitter
ウクライナ国防省は25日、ロシア軍のキエフ侵攻を阻止するため、キエフの北約50キロにある橋を爆破したと発表。
ただし、部隊の規模は不明だが、ロシア軍は既に首都キエフに入ってる。
あと数時間以内に陥落するとの報道がある一方、膠着状態になるのではとの予想もある。