今日は地下鉄サリン事件が起きた日だ。
平成7年(1995年)3月20日、新興宗教団体「オウム真理教」が、東京都内の地下鉄で、神経ガスの一種「サリン」を同時多発的に散布した。
14人が死亡し、6,000人超が負傷した。
事件の正式名称は「地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件」という。
オウム真理教とは、麻原彰晃(あさはら しょうこう)こと松本智津夫(まつもと ちづお)を教祖とする、かつて存在した新宗教団体。
昭和62年(1987年)に設立され、地下鉄サリン事件以外にも、坂本弁護士一家殺害事件や松本サリン事件など数々の殺人事件を起こした。
平成12年(2000年)に解散したが、現在でも「ひかりの輪」「山田らの集団(通称)」「ケロヨンクラブ(通称)」などが分派として存在している。
平成7年度警察白書より
平成7年(1995年)3月20日午前8時ころ、営団地下鉄日比谷線、丸ノ内線、千代田線の3路線5車両でほぼ同時刻に、サリンが散布された。
実行犯は林郁夫、広瀬健一、横山真人、豊田亨、林泰男。彼らはサリンをビニール袋に入れ、傘で突き、直ぐに現場から逃走した。
直後、現場は大混乱となった。当時のマスコミはこの様子を生放送していた。
地下鉄サリン事件から今日で27年となった。この事件を知らない若者も多い。
このような出来事は風化させてはいけない...と筆者は考える。
そして...犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。