今日は「海の日」祝日だ。
海の記念日に由来しているが、伝統的な意味は全くない。
海の日は、7月の第3月曜(2020年に限り7月23日)と定められている。
祝日は「国民の祝日に関する法律」により定められている。
平成30年7月16日現在、16日ある。
以下のとおりだ。
・元旦:1月1日
・成人の日:1月の第2月曜日
・建国記念の日:2月11日
・昭和の日:4月29日
・憲法記念日:5月3日
・みどりの日:5月4日
・こどもの日:5月5日
・海の日:7月第3月曜日
・山の日:8月11日
・敬老の日:9月第3月曜日
・体育の日:10月第2月曜日
・文化の日:11月3日
・勤労感謝の日:11月23日
・天皇誕生日:12月23日
このなかで、最も大切な祝日は、「建国記念の日」「昭和の日」「勤労感謝の日」「天皇誕生日」だ。
日本で始めての祝祭日は、明治6年(1873年)10月14日の「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」という太政官布告(だじょうかんふこく)により公布・即日施行された。
戦前は祝日と言わずに、「祝祭日」とか「祭日」と言っていた。
「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」が公告された時の祝祭日は8日だ。
その後、明治11年(1878年)の改正により10日に増えた。
ただし、これらの祝祭日の多くは、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により廃止させられてしまった。
現在、復活したものもあるが、そのままのものもある。
日本にとって最も大切な祝祭日は8日という事だ。
歴史認識が正統史観なら、この意味がわかるはずだ。
一方、歴史認識が自虐史観なら、「何、訳のわからない事を言っているの?」となる。
自虐史観とは、日本人が日本の社会や歴史について、特に戦前の歴史について否定的に評価する考え方をいう。GHQが行ったW.G.I.P(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)が大きく関与している。
明治6年10月14日時点の祝祭日は、以下のとおりだ。
・元始祭:1月3日
・新年宴会:1月5日
・孝明天皇祭(先帝祭):1月30日
・神武天皇祭:4月3日
・神嘗祭(かんなめさい):9月17日
最初から残っている祝祭日が、「建国記念の日(紀元節)」「昭和の日(先帝祭)」「勤労感謝の日(新嘗祭)」「天皇誕生日(天長節)」だ。
この4日が日本にとっては最も重要な日ということだ。
できれば廃止されたしまった、あと4日の祝祭日を復活させたい。
特に、「神嘗祭(かんなめさい)」9月17日は。
更に新しい祝祭日として、大正天皇の誕生日である「大正節」8月31日も追加してほしい。
「海の日」「山の日」「みどりの日」などの祝日は伝統的な意味がない。
ただ単に休みが欲しいからつくっただけだ。
祝日には伝統や歴史が必要だ。
祝日ではなく、「祝祭日」となるような日を制定すべきだ。
あと、「憲法記念日」は無くすべきだ。
日本国憲法はW.G.I.Pの根幹をなす。
そんなものが制定された日を記念日にするなど言語道断だ。