沖縄県の翁長雄志(おなが たけお)知事は27日、米軍基地の辺野古(へのこ)への移転に関し、「埋め立て承認」の撤回に向けた手続きに入る方針を、沖縄県庁での記者会見で表明した。
翁長知事は「埋め立て承認」を撤回した根拠として、環境保全措置が不十分なことなどをあげた。
宜野湾市(きのわんし)にある米軍の普天間飛行場は、名護市辺野古への移設が決まっている。
基地の移転に関し、辺野古の沿岸部を埋め立てる必要があり、「埋め立て承認」の決定権は沖縄県知事にある。
仲井眞弘多(なかいま ひろかず)前沖縄県知事により「埋め立て承認」がすでに決定し工事も現在進行中だ。
しかし、翁長知事は27日、「埋め立て承認」を撤回する手続きに着手するように、県担当部局に支持したことを表明した。
今後の流れとして、まずは事業主体である沖縄防衛局の意見を聞く「聴聞(ちょうもん)」を実施する。防衛局も聴聞に応じる方針。
沖縄県が「埋め立て承認」を撤回した場合、現在行われている工事は一時中断される。
政府は行政事件訴訟法に基づき「執行停止」を裁判所に申し立てる方針だ。
執行停止の可否は1ヶ月以内に下される。
過去の裁判の事例より、政府側の勝訴は確定的である。
「埋め立て承認」を撤回しても、工事を1ヶ月弱遅らせるだけのパフォーマンスでしかない。
翁長沖縄県知事、埋め立て承認の撤回へ舵を切る。
— ボギーてどこん(再起動宣言おきなわ) (@fm21wannuumui) July 27, 2018
それを聞いて大喜びする沖縄サヨク。
平日から仕事もせずに違法テントに入り浸る連中は
スイカで乾杯をし勝どきをあげました。
こんな連中の自己満足のために
貴重な県民の血税がまた費やされます。 pic.twitter.com/1SQUFD7SGA
沖縄メディア、知事の埋め立て承認撤回への意思表示が嬉しいのか
— ボギーてどこん(再起動宣言おきなわ) (@fm21wannuumui) July 27, 2018
みなトップニュース。
出る県民はみな、反対派ばかり。
まるで沖縄県民全体が承認取り消しを歓迎してるかのような
報道が今後延々と続く。
そして承認撤回に賛同しない県民は非県民だと罵られる。 pic.twitter.com/6HM0ie0kxB
翁長知事としては、「埋め立て承認」を撤回をしたくないだろう。
もし撤回を行えば、辺野古(へのこ)で行われている工事は一時中断する。
中断したために増加した工事費用は、特別なことがない限り、沖縄県と「翁長氏個人」に対して請求される。
私は「埋め立て承認」を撤回する可能性は五分五分とみている。
翁長知事が「埋め立て承認」の撤回をしなければならない理由は、沖縄のマスコミや基地反対派からの強い圧力があるからだ。
翁長知事は現在重病を患っている。
他人が言う事ではないが、すぐにでも沖縄県知事を辞任して治療に専念するのが、本人や家族にとっては良い選択肢のはずだ。