素人が新聞記事書いてみた

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翁長沖縄県知事、辺野古「埋め立て承認」を撤回へ

沖縄県の翁長雄志(おなが たけお)知事は27日、米軍基地の辺野古(へのこ)への移転に関し、「埋め立て承認」の撤回に向けた手続きに入る方針を、沖縄県庁での記者会見で表明した。

翁長知事は「埋め立て承認」を撤回した根拠として、環境保全措置が不十分なことなどをあげた。

 

宜野湾市(きのわんし)にある米軍の普天間飛行場は、名護市辺野古への移設が決まっている。

基地の移転に関し、辺野古の沿岸部を埋め立てる必要があり、「埋め立て承認」の決定権は沖縄県知事にある。

仲井眞弘多(なかいま ひろかず)前沖縄県知事により「埋め立て承認」がすでに決定し工事も現在進行中だ。

しかし、翁長知事は27日、「埋め立て承認」を撤回する手続きに着手するように、県担当部局に支持したことを表明した。

 

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今後の流れとして、まずは事業主体である沖縄防衛局の意見を聞く「聴聞(ちょうもん)」を実施する。防衛局も聴聞に応じる方針。

 

沖縄県が「埋め立て承認」を撤回した場合、現在行われている工事は一時中断される。

政府は行政事件訴訟法に基づき「執行停止」を裁判所に申し立てる方針だ。

執行停止の可否は1ヶ月以内に下される。

 

過去の裁判の事例より、政府側の勝訴は確定的である。

「埋め立て承認」を撤回しても、工事を1ヶ月弱遅らせるだけのパフォーマンスでしかない。

 

 

 

翁長知事としては、「埋め立て承認」を撤回をしたくないだろう。

もし撤回を行えば、辺野古(へのこ)で行われている工事は一時中断する。

中断したために増加した工事費用は、特別なことがない限り、沖縄県と「翁長氏個人」に対して請求される。

私は「埋め立て承認」を撤回する可能性は五分五分とみている。

 

翁長知事が「埋め立て承認」の撤回をしなければならない理由は、沖縄のマスコミや基地反対派からの強い圧力があるからだ。

 

翁長知事は現在重病を患っている。

他人が言う事ではないが、すぐにでも沖縄県知事を辞任して治療に専念するのが、本人や家族にとっては良い選択肢のはずだ。