農林水産省は22日、北京から持ち込まれた豚肉ソーセージから、「アフリカ豚(とん)コレラの陽性反応が出た」と発表した。
出典:農林水産省
今月1日、北京から新千歳空港に到着した外国人の旅客が、法律で持ち込みが禁じられている豚肉ソーセージ(1.5kg、一定の加熱がされている模様)を保有していた。
この豚肉ソーセージは18日、動物検疫所でアフリカ豚コレラ(ASF)の遺伝子検査(PCR)を実施した。その結果、ウイルスの遺伝子が確認された。
更に翌19日、シークエンス(増幅産物の遺伝子配列の解析)も実施した結果、現在までに支那、ポーランド、エストニア、ロシア、ジョージアで分離された株と100%一致し、これらの株と近縁であることが明らかとなった。
アフリカ豚コレラは2007年以降、世界で感染が拡大している。発生国はアフリカのサハラ砂漠以南及びロシア、グルジア等である。
現在、日本はこれらの国からの動物及びそれに由来する肉の輸入を原則として禁止している。
出典:農林水産省
支那当局プレスリリースによると、 2018年8月3日、支那でアジア初のアフリカ豚コレラの発生が確認された。
発生報告(2018年10月22日現在)
支那当局プレスリリース:33 報目
1 市 10 省 1 区 57 か所(49 農場、2 施設、6 村(※))
※21 報目については村単位での発生報告
アフリカ豚コレラ(African swine fever=ASF)とは、アフリカ豚コレラウイルス感染による豚の熱性伝染病である。
感染した豚や猪、その肉を介して感染する。
なお、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に問題は発生しない。
感染豚や実験感染豚には、このウイルスに対する中和抗体が産生されないため、本病に対する有効なワクチンはない。
現在、世界で流行しているアフリカ豚コレラに感染した場合、ほぼ100%に近い確立で死亡する。
現在、有効な治療法は存在しない。
もし国内の豚が感染した場合、同じ場所で飼育されている豚は全頭処分するしかない。
外国との貿易が盛んになると、このようなリスクが高まる。
特に支那から輸入される食品は、安い反面、安全性に問題があると何度も指摘されている。
「支那」と呼ばれていた呼称が「中国」に変わったのは、昭和21年(1946年)6月、外務省が「支那の呼稱を避けることに關する件」という通達をマスコミなどに出したからです。
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) October 23, 2018
当時の日本は戦争に負けたため、GHQの管理下にありました。