今日は明治神宫が創建された日だ。
明治神宫・拝殿、出典:Wikipedia
明治神宫は明治天皇と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)をお祀りする神社である。
所在地は東京都渋谷区代々木神園町1番1号。
例祭は11月3日(明治天皇御誕生日)。
境内は約22万坪(約73ヘクタール)で、内苑(中庭)と外苑(外にある付属の庭園)に大別される。
内苑は日本各地や朝鮮半島、台湾からの献木により、計画的に作られた人工林である。令和元年6月16日の日経新聞朝刊によると、樹木数は約36,000本だという。近年では木が巨大化している。
外苑は聖徳記念絵画館を中心に、国立霞ヶ丘陸上競技場・明治神宮野球場・明治神宮水泳場・明治記念館などがある。
初詣では例年日本一の参拝者数を誇る。
そのほかにも、大相撲横綱土俵入りや、こどもの祭まで幅広い祭典と行事、厄祓い、祈願をとりおこなっている。
明治45年(1912年)7月30日に明治天皇、大正3年(1914年)4月11日に昭憲皇太后が崩御になられた。
明治天皇は京都の伏見桃山陵に葬られたが、国民からは東京に神宮を建設したいとの運動が起こり、全国に広まっていった。
大正4年(1915年)5月1日、官幣大社明治神宮を創建することが内務省告示で発表された。造営には全国から11,129人もの国民が自発的に参加した。
大正9年(1920年)11月1日、鎮座祭が行われ、両御祭神はゆかりの深い代々木の地に御鎮座になられた。
明治神宫は、当時の国民の自発的な意思により創建されたものである。