香港立法会(議会)は4日、支那国歌「義勇軍進行曲」への侮辱行為を禁じる「国歌条例案」を可決、成立させた。
違反者には、最長で禁固3年または5万香港ドル(約70万円)の罰金が科される。
国歌を歌うべき公的行事、学校での国歌教育なども規定されている。
香港立法会の定数は70。
現在の勢力は、支那派が40、普通選挙の実施を主張する「民主派」が28、その他が2、欠員2。
民主派は基準が曖昧であるとして反対。審議妨害などで抵抗したが、最後は数で押し切られた。
国歌条例は、今月中に施行される見通し。
香港では支那への反感から、支那国歌「義勇軍進行曲」を好まない人が多い。特に若者には。
サッカーなどの国際試合では、国歌斉唱のときにブーイングが起きたり、起立しない人がいたり...という光景がよく見られる。
今後、こうした行為も罪に問われる可能性がある。
支那は近日中に、香港での国家分裂行為などを禁止する「国家安全法」を導入する予定だ。
香港では毎年6月4日に「天安門事件」の追悼行事が行われている。しかし、来年からはできなくなるかもしれない。
香港の次は、台湾、そして沖縄だ。
これは私たち日本人に関係のない話ではない。