素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

陸上自衛隊、オスプレイを初配備

輸送機「オスプレイ」が10日、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に初配備された。

この日配備されたのは1機だけ。整備を行っていた米軍岩国基地山口県岩国市)から約2時間かけ、木更津駐屯地まで飛行してきた。

当初は今月6日に配備される予定だったが、悪天候で2度延期されていた。

 

近日中に2機目も配備される。8月から試験飛行。最終的には全17機が揃う予定。

木更津駐屯地には5年間の暫定配備。

その後は、本来の配備先である佐賀空港佐賀市)に移す方針だが、見通しはたっていない。

 

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飛行訓練をするオスプレイ陸上自衛隊仕様)、原典:YouTube

 

オスプレイは垂直離着陸が可能な輸送機。

主翼両端のプロペラの角度を変えることにより、ヘリコプターのような垂直離発着と、プロペラ機のような水平高速飛行が可能。

 

自衛隊によると、最大速度は時速約465キロ、航続距離は約2600キロ。自衛隊オスプレイの性能を実際より低く公表している可能性あり。

陸自・空自の大型輸送ヘリ「CH47」と比べ、最大速度は2倍弱、航続距離は3倍強。

情報元:陸上自衛隊V-22オスプレイの暫定配備に係る考え方について - 自衛隊

一方、一機当たりの単価が高いことや、反対運動により配備が難しいというデメリットもある。 

 

オスプレイを運用していたのは今まで、米国(海兵隊・空軍)だけだった。

米国以外では、陸上自衛隊が初。

 

支那は近年、尖閣諸島周辺をはじめ、日本周辺および各地で侵略を活発化してきている。

日本には多くの島がある。これらが侵攻を受けた場合、いち早く駆けつける必要がある。

これを可能とするのがオスプレイだ。ヘリコプターより高速で、航続距離も長い。垂直離着陸が可能なため、空港がなくても着陸できる。

オスプレイには他の用途もあるが、現時点で自衛隊は考えていないと思われる。

 

支那からすれば、オスプレイは「目の上のたんこぶ」である。

このため、国内の反対運動も激しい。