記者から「相手国領域でのミサイル阻止は、中国や韓国の了解は得られないのでは?」という主旨の質問があった。
河野氏は「なぜ中国、韓国の了解がいるのか?」という主旨の回答をした。
自民党は4日午後、ミサイル防衛に関する提言をまとめ、安倍晋三総理に提出した。
専守防衛の考え方の下での「ミサイル阻止能力」保有について、検討するよう求めた。
河野防衛大臣と記者とのやり取りは以下のとおり。
記者
「安全保障政策の見直しに関して、自民党提言にあったような相手国の領域でのミサイル阻止能力を検討する場合はですね、周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて、十分に理解を得る状況ではないようではないかと思いますが、防衛政策の責任者として、現状の認識と、今後もし理解を得る際に、必要だと思われることがあればお願いします」
河野防衛大臣
「すみません。周辺国ってどこのことですか」
記者
「主に中国や韓国になります」
河野防衛大臣
「主に中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか」
記者
「すみません、韓国に関してはいかがですか」
河野防衛大臣
「何で韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに」
情報元:防衛省・自衛隊:防衛大臣記者会見|令和2年8月4日(火)10:58~11:15
質問をした記者は、本気で言っているのだろうか?
もしそうなら、余りにもお粗末である。
このような人間が国民に対して情報を発信しているのかと思うと、筆者は恐ろしくなった。