米国政府が支那共産党のプロパガンダ機関とした孔子学院(こうしがくいん)について、日本政府もその動向を注視していることがわかった。
菅義偉(すが よしひで)官房長官が、26日午前の記者会見で明らかにした。
菅氏は個別の政策についてコメントは控えたが、米国と緊密に連携して対応していきたいとした。
情報元:令和2年8月26日(水)午前 | 令和2年 | 官房長官記者会見 | ニュース | 首相官邸ホームページ
孔子学院とは、支那の言語や文化などの普及を目的をして、支那政府が出資して各国の大学などに開設する機関。
日本では以下の15大学に設置されている。カッコ内は設置年。
- 立命館大学(2005年)
- 桜美林大学(2006年)
- 北陸大学(2006年)
- 愛知大学(2006年)
- 立命館アジア太平洋大学(2007年)
- 札幌大学(2007年)
- 大阪産業大学(2007年)
- 岡山商科大学(2007年)
- 早稲田大学(2007年)
- 工学院大学(2008年)
- 福山大学(2008年)
- 関西外国語大学(2009年)
- 兵庫医科大学(2012年)
- 武蔵野大学(2016年)
- 山梨学院大学(2019年)
米国のポンペオ国務長官は今月13日、孔子学院が「支那共産党によるプロパガンダ(政治宣伝)工作に使われている」と断定した。
米国内を統括するワシントンの「孔子学院米国センター」に、雇用状況や所有資産などの報告を義務付けた。
カナダ安全情報局は2007年、「孔子学院が世界の民心掌握のための支那政府の試みの一部である」とのコメントを表明している。
スウェーデンの国会は2007年、「孔子学院が国内の教壇を支那政府に提供することになる」という懸念を表明している。
大学関係者に正しい歴史認識と社会規範があれば、孔子学院を設置したりはしない。
彼らのうちの何人が、支那大陸で起きた日本人虐殺事件を知っているのだろうか。
支那共産党が、ウイグルやチベットなどで行っている人権弾圧を知っているのだろか。
支那共産党は、タダで外国人と友好を関係を築くような「お人好し」ではない。