菅義偉(すが・よしひで)総理は25日、インドのナレンドラ・モディ首相と就任後初めて電話会談を行った。
両首脳は、日印関係を更に強化することで一致した。
菅義偉総理とインドのモディ首相
菅総理は午後4時半頃から25分ほど、インドのモディ首相と電話会談を行った。
菅総理は、モディ首相と安倍晋三前総理の信頼関係の下、日印関係が飛躍的に強化されたことに言及。
両首脳は、日印関係を更に強化することで一致した。
菅総理は日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」のため、インドとの連携を強化したい意向を伝えた。米国とオーストラリアも含めた枠組みも提案した。
モディ首相からは、日印両国の連携を緊密化させていきたい旨の発言があった。
日印両国は現在、インド「ムンバイ - アフマダーバード」間で、高速鉄道を建設中である。車両はJR東日本のE5系新幹線と同型で、日本から25編成が輸出される。
両首脳は、この事業を着実に前進させていくことを確認した。
特定技能制度に関する協力覚書が、両国間で近く署名予定であることを歓迎。
令和4年の日印国交樹立70周年も念頭に、人的交流を促進していくことも確認した。
新型コロナウィルス感染症の終息後には現在休止している、首脳の年次相互訪問を再開することでも一致した。
情報元:日印首脳電話会談|外務省
インドとの関係強化を始めたのは安倍前総理である。
菅総理もこの流れを引き継ぐ。
日印の接近は経済協力というだけでなく、支那の侵略に対する牽制でもある。
支那の経済力・軍事力は、今後更に強大になっていくと予想されている。
世界の国々が協力し抑え込まないと、取り返しのつかないことになる。