素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

高校教科書、歴史総合「慰安婦」過半数、「固有の領土」全てで記載

文部科学省は30日、令和4年度から使用される高校教科書の検定結果を公表した。

主に1年生が使うもので、新教科が多い。

学習指導要領改訂後、初の教科書検定

 

近現代の日本史と世界史を統合した「歴史総合」では、過半数の教科書が「慰安婦」について取り上げた。

一方、地理的な諸課題を考察する「地理総合」など全ての教科書で、北方領土竹島尖閣諸島は「固有の領土」と記載した。

 

韓国外務省は30日、日本の高校教科書の検定結果を受け、「自国中心の歴史観に基づき、過去の事実をありのまま記述していない」との報道官声明を発表した。

竹島を「日本固有の領土」とした記載を念頭においたもので、即時是正を求めた。

更に、在韓国日本大使館の相馬弘尚総括公使を呼んで抗議した。

 

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竹島、左が女島(東島)、右が男島(西島)、出典:Wikipedia

 

学習指導要領は、平成29年3月に戦後9度目の改訂が行われた。

小学校では令和2年度、中学校では令和3年度から完全実施。高校では令和4年度に第1年生で、その後は学年進行で実施される。

 

今回の教科書検定には298点の申請があり、296点が合格した。1点は不合格で、1点は申請を取り下げた。

これらの教科書は、令和4年度より主に高校1年生が使う。

 

高校の科目

(現行)
国語:国語総合、国語表現、現代文A、現代文B、古典A、古典B
地理歴史:世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B

(令和4年度より学年進行)
国語:現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、国語表現、古典探究
地理歴史:地理総合、地理探究、歴史総合、日本史探究、世界史探究

 

令和4年からの高校教科書で最も変わる点は、問題(課題)を解決するための「探究学習」が盛り込まれる点である。

このため、コミュニケーション能力に重点が置かれている。

 

科目では「歴史地理」が大きく変わる。

世界史科目の必履修は見直す。

近現代の日本史と世界史を統合した「歴史総合」と、地理的な諸課題を考察する「地理総合」は必修とする。

 

公民では、国家・社会の形成に参画する力を育成する「公共」が必修。情報では、プログラミングなどを学ぶ「情報Ⅰ」が必須。

新教科として「理数」が新設される。

 

令和4年度より、高校の教育内容は変わる。

「国家」を意識する内容となる。これはほとんどの国がやっていることである。

ただ、「慰安婦」の記載が復活するのは、目的に反していないか。

慰安婦問題は反日プロパガンダである。吉田清治の「旧日本軍が朝鮮人女性を拉致し、慰安婦にした」という嘘を、マスコミが広めたものである。

 

あと、日本の教育について、韓国に言われる筋合いはない。