支那の新型原子力潜水艦のミサイル射程距離は米国全土と、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報道した。
これが事実なら、支那は米国全土を核攻撃可能となった。
地上基地や航空機などから敵国に核攻撃をしようとしても、相手国が大国の場合、事前に察知されてしまう。人工衛星を持っているからだ。
このため、核攻撃は潜水艦から行うのが最も効果的である。SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)という射程の長いミサイルに核弾頭(核兵器の部分)を搭載する。
支那海軍は4月23日、恐らく、7隻目となる094型原子力潜水艦(晋級)を就役させた。
海南省三亜(海南島)で行われた就任式には、習近平国家主席も出席した。
094型原子力潜水艦は、全長137m、排水量12,000t。「JL-2」という最大射程8,000kmのSLBMを12発搭載可能。
射程8,000kmでは、支那近海からは米国の一部しか届かない。
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、今回就任した094型原子力潜水艦(推定)は改良型で、今までのものより高性能だという。(別タイプとの報道もあるが、信ぴょう性は低い)
SLBMは「JL-3」という最新のミサイルになり、射程は最低でも10,000km(約12,000kmとの報道あり)。米国本土のほぼ全てが射程内となる。
更に、今まで問題だった静粛性が改善されているという。
情報元:China’s new nuclear submarine missiles expand range in US: analysts | South China Morning Post
「JL-3」には、少なくとも広島型原爆の数十倍の威力の核弾頭を搭載することができる。
米国としては、心穏やかではないだろう。
ちなみに、日本全土は35年ほど前に、支那のSLBM(核弾頭搭載)の射程内に入っている。地上発射の核ミサイルなら50年ほど前。
この状況を知る日本人は少ない。マスコミが報道しないから、当然ではあるが...
このままで...いいのか?