反日とは、日本や日本人に反感をもつことを指す。
韓国や北朝鮮、支那は反日が強い。権力者が反日を政治的宣伝(プロパガンダ)として利用しているのが主因だ。韓国を例にとると、大統領は支持率が落ちてくると、何等かの反日行為をすることが多い。
これらの国が反日なのは、まだ理解できる。納得はしないが。
筆者は学生時代より、左翼の集会に何度も参加してきた。
反日日本人は日本の悪口を言う。最も多いのが「戦前の日本は悪い」という類の話である。そして、彼等がこういう話をする時には、口元に笑みを浮かべ、楽しそうに話している場合が多い。
筆者は長年、反日日本人の思考が理解できなかった。「母国を不当に貶めて、何が嬉しいのか」と思っていた。
この疑問を解決してくれたのが八月革命説である。
八月革命説では、昭和20年8月のポツダム宣言受諾により、日本で革命が起きたと考える。これにより、主権が天皇から国民に移行し、日本国憲法は新たに主権者となった国民が制定したとする学説である。
戦前の日本と戦後の日本は別の国とも解釈できる。
憲法学者には八月革命説の支持者が多い。
東京大学の宍戸常寿教授(憲法)は、令和3年5月10日に実施された「安定的な皇位継承策を議論する有識者会議」で、皇位継承について以下のように述べている。
皇室の現状及び旧11宮家の現皇室からの『遠さ』に照らした場合、男系⼥系を問わず、⽇本国憲法施⾏時の天皇であった昭和天皇の⼦孫であることが、皇位継承の安定性・連続性という要請に適い、また⽇本国⺠統合の象徴としての国⺠の⽀持を得やすいものと考える。
したがって、皇位継承資格を⼥系に拡⼤することについても賛成する。
皇位継承について、神武天皇より昭和天皇の子孫であることを重視している。
八月革命説は反日日本人の思考を理解するうえで、大きなヒントとなった。
筆者は彼らの思考を以下のように分析する。
上の2つに関しては、反日日本人は全く意識していないだろう。
筆者が反日日本人を見た時、「彼らは本当に日本人なのか?」と感じた違和感は、このような思考からくるものだと分析する。
もちろん、反日日本人は戦前から存在していた。「反日日本人を大幅に増やした」と言った方が正確な表現かもしれない。
どちらにしろ、日本が嫌いなら日本には住まない方がいい。それがお互いのためだ。