自衛隊は5月24日から、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターの運営を東京と大阪で開始する。
接種を受けるには事前に、防衛省・自衛隊ホームページ内の『大規模接種センターの概要 予約サイト案内(予約・受付案内)』で予約が必要。予約は5月17日に始まった。
以下の3つの条件に当てはまる人のみ、予約をすることができる。
- 東京センターは東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県、大阪センターは大阪府・京都府・兵庫県に居住していること
- 地方自治体から送付された接種券を持っていること(65歳以上の方であって地方自治体から送付された接種券をお持ちの方が7月31日までに2回接種できるように優先して受付)
- 今回が第1回目のワクチン接種であること
予約サイトでは、二重予約や悪質ないたずら等による予約はしないよう呼びかけている。下がサイトのキャプチャ画像。
朝日新聞出版のニュースサイト「AERA dot.(アエラドット)」と毎日新聞は、実在しない接種券番号で予約できるかを検証。
実際に予約できたことを確認し、その様子を記事にした。
【独自】「誰でも何度でも予約可能」ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
大規模接種ウェブ予約 架空の数字で登録可 券番号も、年齢も | 毎日新聞
防衛省は18日、悪質な行為だとして、朝日新聞出版と毎日新聞社に書面で抗議したことを明らかにした。
岸信夫防衛大臣は18日の会見で「不正な手段によって予約することは、貴重なワクチンを無駄にしかねない悪質な行為」と訴えた。
虚偽予約防止には、防衛省が接種希望者の予約券番号や生年月日などの個人情報を得る必要がある。
これらの個人情報について、岸氏は「防衛省が把握することは適切ではない」とした。
立憲民主党の枝野幸男代表は18日、朝日新聞出版と毎日新聞に抗議した防衛省を批判した。
枝野氏は「システムの欠陥を指摘したメディアに『早い段階で気付かせてくれてありがとう』と言うのが本来の姿だ。意味不明な対応をしている」と述べた。
朝日新聞出版の「AERA dot.(アエラドット)」と毎日新聞が行った虚偽予約は、やってはいけない事だと筆者は思う。
しかも、それを報道したら、真似する者がでるかもしれない。
防衛省が抗議するのは当然である。
マスコミや議員は本来、コロナ収束を最優先に行動すべきである。現場に混乱を招くような行為はしてはいけない。
国民のことを第一に考えないマスコミや議員は、日本には不要だ。