支那が民主化運動を弾圧し多くの自国民を虐殺した「六四天安門事件」から、4日で32年を迎えた。
香港島東区で最大規模のビクトリア公園では、六四天安門事件の追悼集会が毎年開かれていた。
香港警察は4日、厳戒態勢をひき、ビクトリア公園の大部分を封鎖した。
香港の報道機関によると、約7000人の警察官が動員されたという。
ビクトリア公園を封鎖し、警告文をあげる警察官
香港では昨年6月末、香港国家安全法が施行された。香港の法律より優先される。
以降、支那政府(支那共産党)や香港政府にとって、都合の悪いことはできなくなってしまった。
現在までに約100人が逮捕されている。
六四天安門事件の追悼集会は、一国二制度下の香港で認められた「表現・集会の自由」を象徴するものだった。
追悼集会を主催してきたのは「香港市民支援愛国民主運動連合会」(支連会)。
今年、香港警察は新型コロナウイルス対策を理由に禁止を通知していた。このため、支連会は参加者が逮捕される可能性があるとして、追悼集会を断念していた。
香港警察は4日、支連会副主席の鄒幸彤氏ら2人を逮捕した。
無許可で追悼集会を行おうとした疑い。
支那大陸では、六四天安門事件はタブーとなっており、厳しく検閲される。
香港も支那大陸と同じような状態になりつつある。
日本の左翼はよく、自民党の総理大臣に対して「独裁者だ!」と言い、批判している。
独裁者を批判することはできない。
独裁とは、支那政府(支那共産党)や香港政府が行っていることをいうのだ。