台湾国防部は10月1日に、支那軍機計38機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。
台湾国防部は昨年9月から支那軍機の動向について公表を始めたが、1日当たりのADIZ進入機数では最多となった。
翌2日にも、支那軍機20機がADIZに進入した。
台湾防空識別圏に進入した戦闘機「殲16」の同型機、台湾国防部提供
台湾国防部は、10月1日に2回に分け、支那軍機計38機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したと発表した。
38機の内訳は以下のとおり。
1回目の侵入は昼間で、計25機がADIZ南西に侵入した。内訳は「殲撃16」18機、「スホイ30」4機、「H6」2機、「運8」1機。
台湾空軍機が緊急発進(スクランブル)して対応した。
情報元:共機進入西南防空識別區 空軍驅離飛彈追監 - 國防部軍事新聞通訊社 Military News Agency
2回目の侵入は夜間で、計13機がADIZ南西に侵入。1回目より深く進入し、台湾南東空域まで飛行した。
13機の内訳は「殲撃16」10機、「H6」2機、「空警500」1機。
再び、台湾空軍機が緊急発進し対応した。
情報元:共機進入西南防空識別區 空軍驅離飛彈追監 - 國防部軍事新聞通訊社 Military News Agency
台湾国防部が公表を初めて以来、支那軍機による台湾ADIZへの1日当たりの進入数は、今年6月15日の計28機が最多だった。
翌10月2日にも、支那軍機20機が台湾ADIZに進入した。
情報元:共機進入西南空域 空軍驅離飛彈追監 - 國防部軍事新聞通訊社 Military News Agency
台湾は先月22日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への加盟を申請。
台湾を自国の一部だとする支那が、激しく反発していた。
支那のやっていることは、力(武力)による恫喝である。
日本には「平和活動家」と呼ばれる人達がおり、米軍基地や集団的自衛権に反対している。
こういう人達の多くは、なぜか、今回のような支那の行動を批判しない。