素人が新聞記事書いてみた

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有識者報告、皇族数確保案、女性皇族身分保持と、旧宮家男系男子の皇族復帰

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議は22日、報告書を取りまとめ、岸田文雄総理に提出した。

皇位継承については男系継承を重視するとした。ただし、悠仁親王殿下の次代以降については示さなかった。

皇族数を確保するための策として、①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案、②皇統に属する男系の男子を皇族復帰させる案...の2案を提起した。

②の「皇統に属する男系の男子」とは、昭和22年(1947年)に臣籍降下皇籍離脱)した22宮家の男系男子を指す。

 

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岸田総理に報告書を手渡す有識者会議の清家篤元座長、出典:官邸

 

天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議は、平成29年に成立した譲位特例法の付帯決議を受け設置された。

有識者会議では、皇位継承資格を女系にも拡大するか、女性宮家を創設するか、皇族数の減少をどうするか...などが議論されたいた。

有識者会議は計5回に渡り、憲法学者やジャーナリストなど計21人からヒアリングを行っていた。

 

報告者は男系継承を重視。今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れを「ゆるがせにしてはならない」とした。

悠仁親王殿下の次代以降については「将来、悠仁親王殿下の御年齢や御結婚等をめぐる状況を踏まえた上で判断すべき」とした。

 

皇族数の確保するための策としては、①女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案、②皇族の養子縁組を可能とすることで、皇統に属する男系の男子を皇族とする案、③皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とする案...があるとした。

今後の検討は①及び②を中心とするし、③はそれでも十分な皇族が確保できない場合の案とした。

 

情報元:「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議|内閣官房ホームページ

 

皇位継承はこれまで男系継承とされてきた。女性天皇も含めて例外はない。

男系継承:血統で父方を遡れば、天皇に行き着く

この大原則を崩してはいけない。