航空自衛隊は15日、航空自衛隊が運用するF-35A戦闘機と、米国空軍が運用するF-35A戦闘機で、対戦闘機戦闘訓練を行ったと発表した。
日米がF-35A戦闘機同士による共同訓練を行ったのは初。
F35戦闘機は、米国の航空機企業ロッキード・マーティンが中心となり開発した、単発単座のステルス多用途戦闘機。
レーダーに映りにくいステルス性と、充実した電子装備が最大の強み。電子装備は最強の戦闘機とされるF22を上回るとされる。
F35には、通常離着陸タイプの「F-35A」、垂直・短距離離着陸タイプの「F-35B」、艦載機タイプの「F-35C」の3タイプがある。
航空自衛隊第3航空団で運用されるF35A戦闘機、航空自衛隊提供
航空自衛隊によると、訓練は今月10日、三沢基地(青森県)西方の空域で実施されたという。
航空自衛隊と米空軍から、F35A戦闘機が4機ずつが参加し、対戦闘機戦闘訓練を行った。
日本側から参加したのは、司令部を三沢基地に置く航空自衛隊第3航空団のF35A戦闘機4機。
ロシア軍はウクライナ侵攻以降、日本周辺で動きを活発化させてきている。
日米の結束を示す狙いもあるとみられる。
安全はタダではない。
国民の生命や安全、財産を守るためには、それなりの準備が必要だ...と筆者は思う。