安倍晋三総理(自民党総裁)は12日、自民党総裁選挙(9/20前後予定)で憲法改正を争点とする意向を表明した。また、臨時国会(9月末召集)に自民党の改憲案提出を目指す意向も初めて表明した。
憲法改正については、「いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない。党の憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきだ」と述べた。
また、総裁選出馬への言及はしなかったが、「総裁選が党員の間で議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待している」と述べ、すでに出馬を表明している石破茂・元幹事長との総裁選で、憲法改正を争点とする意欲を見せた。
出典:安倍晋三 (@AbeShinzo) | Twitter
自民党は今年3月、憲法改正をめぐり、自衛隊、緊急事態、参院選「合区」解消、教育の充実の4項目に関する条文素案をまとめ公表している。
日本国憲法9条の条文は以下のとおりだ。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
命がけて日本を守ってくれている自衛隊の皆さんに対して、これは余りにも無礼だ。
更に、日本の周辺には「ならず者国家」が多い。
ポジティブリストとは、やっていい事だけ決められている仕組みだ。
尖閣諸島には支那の公船が毎日のように来るようになってしまった。航空自衛隊のスクランブルも平成29年度は904回もあった。
ポジティブリストでは予期せぬ事態が発生した時、対処することができない。
このため、世界の軍隊は自衛隊以外すべて「ネガティブリスト」で動いている。
ネガティブリストとは、やってはいけない事だけが決められている仕組みだ。
自衛隊がポジティブリストで動いているのは、法律では軍隊という位置づけではないからだ。
憲法に軍隊であることを明記することにより、自衛隊をネガティブリストで動く、他国の軍隊と同じ仕組みに変えやすくなる。
自衛隊員の安全のためには絶対に必要なことだ。
日本人限定の調査です。
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) August 13, 2018
憲法9条に自衛隊の存在を明記する憲法改正案が、次の臨時国会に提出される可能性があります。
この憲法改正案で国民投票になったら、賛成しますか?
9月末から始まる臨時国会での憲法改憲案の国会提出、更には可決までのハードルは高い。
まずは、憲法改正の手続きを定めた「国民投票法の改正案」の可決が絶対条件だ。
憲法改正案が提出されたら、立憲民主党や日本共産党などの野党は大反対するだろう。身内の自民党からも反対意見がでそうだ。マスコミも大部分が憲法9条改正には反対なので、安倍内閣の大ネガティブキャンペーンを行うだろう。
・・・が国民の安全のためには、進まなければならない道だ。