素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

即応予備自衛官、平成30年北海道胆振東部地震の災害派遣で活躍

政府は7日、平成30年北海道胆振東部地震災害派遣のため、「即応予備自衛官の災害等招集」の命令を閣議決定した。

即応予備自衛官の招集は、当面は200人程度、状況により最大300人まで増員する方針だ。

 

北部方面隊管内の各地方協力本部では翌8日より、災害等招集命令に応じた即応予備自衛官が続々と部隊に駆けつけた。

 

 

日高町役場では8日、第52普通科連隊(真駒内)に所属する即応予備自衛官により、早速、給水支援が始まった。

 

断水の続く北海道厚真町あつまちょう)では10日、避難所の町総合福祉センターで、即応予備自衛官が、小雨の降る中、給水支援活動を行った。

情報元:【北海道震度7地震】即応予備自衛官が給水支援 断水続く厚真町 - 産経ニュース

 

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出典:予備自衛官等制度 (@jgsdf_reserve) | Twitter

 

自衛隊には、予備自衛官等制度というものがある。

通常は他の職業に従事する元自衛官を中心に予備の要員だ。

予備自衛官には、「即応予備自衛官」「予備自衛官」「予備自衛官補」の三種がある。

 

即応予備自衛官は、現役の自衛官に近い。

採用条件は、元自衛官で1年以上勤務者に限られる。

即応予備自衛官の訓練は多い。1年に30日も必要だ。

あと、即応予備自衛官陸上自衛隊のみだ。

 

即応予備自衛官の応招義務(おうしょうぎむ)には、①防衛招集②国民保護等招集③治安招集④災害等招集⑤訓練招集、がある。

今回の召集は「災害等招集」にあたる。

災害等招集は今回が4回目だ。

1回目:平成23年3月16日、東日本大震災

2回目:平成28年4月17日、平成28年熊本地震

3回目:平成30年7月11日、平成30年7月豪雨

4回目:平成30年9月7日、平成30年北海道胆振東部地震

 

災害等招集は4回中3回が地震による災害だ。

どれだけ日本にとって地震が脅威になっているかがわかる。

 

即応予備自衛官の方々は、普段は民間企業で働いている。

被災された方も多いだろう。

本当に頭が下がる。