政府は12日、「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」(委員長・安倍晋三総理)の設置を閣議決定した。
閣議後、同式典委は初会合を開き、秋篠宮(あきしののみや)殿下が皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となられることを示す「立皇嗣(りっこうし)の礼」を2020年4月19日に行うことを決定した。
情報元:天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会
安倍晋三総理は、「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」で、来年に限り、皇太子殿下が御即位になられる5月1日と、新天皇が即位を宣言する「即位礼正殿の儀」が行われる10月22日を祝日とする意向を表明した。
国民の祝日に関する法律(通称「祝日法」)は、「前日と翌日が祝日の日は休日とする」と定めている。
来年5月1日が祝日になった場合、4月30日と5月2日は休日となり、来年のゴールデンウィークは10連休(4月27日~5月6日)となる。
・4月30日:昭和の日と「新天皇御即位による祝日」に挟まれているため祝日
・5月2日:「新天皇御即位による祝日」と憲法記念日に挟まれているため祝日
菅義偉(すが よしひで)官房長官は12日午前の記者会見で、皇太子殿下の御即位に伴い、安倍総理が来年の5月1日と10月22日を祝日とする意向を示したことについて、「これまでの立法例を踏まえて検討を進め、可能な限り速やかに法案を国会に提出したい」と述べた。
政府は秋の臨時国会に関連法案を提出する方針だ。
情報元:平成30年10月12日(金)午前 | 平成30年 | 官房長官記者会見 | 記者会見 | 首相官邸ホームページ
新聞(全国紙)の平成30年10月13日・朝刊1面
皇太子殿下の御即位は、日本人にとっては大切なことだ。
この件に関する、新聞各紙(全国紙)の扱いは上の写真のとおりだ。
産経新聞は大きく紙面をさき、「天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位に伴う式典委員会」の写真入りで報道している。
毎日新聞は写真はなく、小さめの報道だ。
朝日新聞と読売新聞は1面で報道していない。
新聞は1面を見れば、そのイデオロギー(政治や宗教における観念)がわかる。