憲仁親王妃久子(のりひとしんのうひ ひさこ)殿下の三女、絢子女王(あやこ じょおう)殿下と守谷慧(もりや けい)氏の結婚式が29日、明治神宮(東京都渋谷区)で行われた。
結婚式を終え、絢子女王殿下は神宮内で記者の取材に応じられた。
その後、港区役所に婚姻届を提出され、絢子女王殿下は皇室を離れ守谷絢子さんとなられた。
高円宮家の三女の絢子さまと、大手海運会社に勤務する守谷慧さんの結婚式が、東京の明治神宮で行われました。
— NHKニュース (@nhk_news) October 29, 2018
午前10時半すぎに明治神宮に到着すると、鳥居の前で出迎えた守谷さんとともに式をあげる神楽殿へと進まれました。https://t.co/Ll3XgjhZJD #nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/gAJUPHcytx
絢子女王殿下と守谷慧氏は結婚式後、報道陣に質問にお答えになられた。
結婚式を終えられた心境については、以下のように述べられた。
守谷慧氏「多くの方に温かく見守っていただき、また、いただきましたこのご縁、改めて深く感謝致しております」
絢子女王殿下「私の高祖父にあたります、明治天皇が祭られております明治神宮にて挙式できたことを、うれしく思っております。多くの方にいらしていただき、ご祝福をいただき、なんと幸せなことなんだろうとかみしめております」
会見全文は以下のとおり。
絢子女王殿下と守谷慧氏のご結婚を、心よりお祝い申し上げます。
天国の高円宮憲仁親王(たかまどのみや のりひとしんのう)殿下も、お喜びのことと
思います。
絢子女王殿下はご幼少のころより、両陛下をお助けになり、女王(じょおう)としての責務を果たしてこられました。皇籍を離れても、その姿勢はお変わりになることはないでしょう。
守谷慧氏は、そんな絢子女王殿下のお立場をよくご理解なさっています。
これが皇女のご成婚です。
国民から祝福されるようなお相手であることが絶対条件です。
高く澄み渡った秋の青空が、お二人の新しい門出を祝福していました。