素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

NZのイスラム教礼拝堂2ヶ所で銃乱射、計49人死亡

ニュージーランド(NZ)のクライストチャーチで15日、モスク(イスラム教礼拝堂)2ヶ所で、銃乱射事件が発生した。

計49人が死亡、48人が負傷した。

死者した49人のうち、41人は最初に襲撃があった市内中心部のヌール・モスクにおり、7人は5キロほど離れたリンウッド・モスクにいた。

 

河野太郎外相は「(邦人の)被害があるとの情報には接していない」と述べた。

 

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クライストチャーチ(Christchurch)の位置、原典:Wikipedia

 

地元警察は被疑者(容疑者)3人を拘束したと発表した。「周到に計画された犯行だった」とし、3人のうち、28歳の男を殺人罪で起訴した。

 

オーストラリアのスコット・モリソン首相は、逮捕された被疑者(容疑者)の1人がオーストラリア生まれの28歳男性であるとして、「過激主義者で右翼のテロリストだ」と非難した。

 

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、同日夕の記者会見で、事件は「テロ攻撃としか呼びようがない」、「(銃撃犯は)暴力的な過激右派テロリスト」と述べた。

更に、「このような極端で前代未聞の暴力行為はニュージーランドにあってはならない」と非難した。

 

情報元:ニュージーランドのモスク2カ所で銃撃、49人死亡 豪男性を訴追 - BBCニュース

 

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銃乱射事件の被疑者(容疑者)とみられる男がネット上に流した動画、出典:Twitter

 

地元メディアによると、銃乱射事件を実行した男の一人は「ブレントン・タラント」と名乗る28歳のオーストラリア人だという。犯行前に反移民などを訴える声明を残している。

襲撃の際、自身に取り付けたとみられるカメラで動画を撮影しながら、インターネット上で17分間にわたり犯行の様子を生中継していた。

 

犯行は15日午後1時45分(日本時間午前9時45分)ごろ、市中心部のハグレー公園近くのヌール・モスクで行われた。

男性イスラム教徒に義務づけられている「金曜日礼拝」の最中で、モスク内には約400人ほどの信者がいたとみられる。(モスク内にいた信者の数は報道機関により、かなりの違いあり)

 

「ブレントン・タラント」は、まずモスクの近入り口付近で1人を銃撃。

その後、モスク中に入り無差別に銃を乱射した。

3分ほどしてモスクの外に出て、今度は通りに向かって銃を乱射した。

一度車に戻り、銃弾を補充。

再びモスクに戻り、逃げようとした信者にも徹底的に銃弾を撃ち込んだ。

銃声が止んだ後、床の上には多くの遺体があった。警察によると、このヌール・モスクでは41人が死亡した。

 

ほぼ同時刻に、東に約5キロの住宅街にあるリンウッド・モスクでも銃の乱射があり、8人が死亡した。

2件の銃乱射事件が同一犯によるものかは現在不明。

 

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ニュージーランドは近年、急激に移民が増えてきている。今までなかったイスラム教礼拝堂「モスク」が各所にできている。

この問題の本質は異文化の衝突だ。違う文化の人間が混在した状態で暮らすのは想像以上に難しい。

異文化共生など綺麗事でしかない。実際に移民が増えている国や地域がどうなっているか調べればわかる。

 

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