天皇陛下(第125代、
同儀式が行われるのは、江戸時代後期の
皇后陛下や皇太子同妃両殿下ら成年皇族15人全員に加え、閣僚や衆参正副議長、最高裁長官、国会議員、都道府県知事や市町村長の代表ら294人が参列した。
午後5時、モーニング姿の天皇陛下は皇后陛下と共に「松の間」にご入室になられた。
侍従が皇位の証とされる三種の
安倍晋三総理が「深い敬愛と感謝の念をいま一度新たにする次第であります」と国民代表の辞を述べた。
続き、天皇陛下が在位中最後となるお言葉をお述べになられた。全文は以下の通り。
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ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。
即位から30年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。
平成の御代は今日限りである。
ご譲位になられる今上陛下に感謝の気持ちをお伝えしたい。
「陛下、国民のために、本当にありがとうございました」