支那の北京市第2中級人民法院(地裁に相当)は21日、「日中青年交流協会」の鈴木英司理事長(62)に対し、スパイ行為を行ったとして懲役6年と財産5万元(約80万円)没収の実刑判決を言い渡した。
情報元:スパイ活動認定し懲役6年 交流団体邦人幹部に中国: 日本経済新聞
鈴木氏は平成28年7月、シンポジウム開催の打ち合わせなどのため、北京を訪れた際に拘束された。支那当局は平成29年2月に同氏を正式に逮捕。同年6月に起訴した。
鈴木氏は、日支交流事業などに30年以上にわたり関わっており、頻繁に支那を訪れていた。支那での植林活動にも従事し、両国の友好に尽力したとして支那の団体から表彰されたこともある。また、支那共産党の関係者とも積極的に交流していたという。
支那では平成26年11月1日の「中華人民共和国反間諜法」施行以降、スパイ行為に関わったなどとして、少なくとも日本人9人が起訴されている。
判決が出たのは今回で8人目。今回も含め全員が5~15年の懲役刑を受けている。
残る1人は昨年2月に拘束された伊藤忠商事の日本人社員。
中華人民共和国反間諜法とは、スパイ行為を取り締まる機関の活動などについて規定した法律である。日本のマスコミは「反スパイ法」と呼んでいる。
同法には、スパイの定義が曖昧であるという指摘がある。例えば、支那人が外国の新聞に寄稿したり、海外テレビの取材に応じたりしただけで、スパイ行為として認定される可能性があると指摘する弁護士もいる。
中華人民共和国反間諜法の施行以降、支那で外国人が逮捕され、実刑判決を受けるケースが増えてきた。
特に、港での写真撮影が危険になったという。軍事施設周辺は昔から危険。
支那は日本や米国、台湾などのような民主主義国家ではない。日本人の常識は通用しない。
実刑になった日本人8人全員がスパイだとは・・・到底思えない。