素人が新聞記事書いてみた

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立憲民主党が「女系天皇」を容認、女性宮家創設も

立憲民主党は11日、安定的な皇位継承を確保するための論点整理を発表した。

女性天皇女系天皇を認め、女性宮家創設の必要性も強調した。

一方、旧皇族方の皇室復帰は否定した。

 

女性天皇とは女性の天皇のことである。過去、8方10代有らせられた。

女系天皇とは、母のみが皇統(天皇の血統)に属する天皇を仮に想定する際に使用される呼称である。性別は関係ない。女系天皇は今まで一人もいない。

女性宮家とは女性皇族が当主の宮家のことである。女性宮家を創設した例は今まで一度もない。もし創設されれば、一般男性が皇族となることができるようになる。

 

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立憲民主党のシンボル、出典:Wikipedia

 

立憲民主党の論点整理では、象徴天皇制の未来のために、現在2つの大きな問題点があると指摘した。

 

一つは、皇位継承が極めて不安定な状態になっていること。

皇位継承資格は、①皇統に属すること、②嫡出であること、③男系の男子であること、④皇族の身分を有すること、の4要件である。この厳格な継承資格に問題があるとし、「③男系の男子であること」を継承資格から外すべきだとした。

女性天皇と、いわゆる『女系天皇』の容認である。

皇位継承順位に関しては、男女の別を問わず、「長子優先の制度が望ましい」明記とした。

男系を維持する手段として旧皇族方を皇室に復帰させる案は明確に否定した。合理性を欠くこと、伝統に必ずしも沿わず、国民の理解も得られないことなどから、採用は困難とした。 

 

もう一つの問題点は、未婚の女性皇族が一般男性との婚姻を機に皇籍を離脱すること。

象徴天皇制を支えるためには、皇族減少に歯止めをかける必要があると指摘。女性皇族が結婚後も宮家を立てて皇室に残る、いわゆる『女性宮家』の創設を訴えた。

 

情報元:象徴天皇制の未来のために~安定的な皇位継承を確保するための論点整理~

 

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天皇の権威は世界最高である。

その根拠は「Emperorの地位」と「世界最古の歴史」である。

世界における権威の序列は、①Emperor(皇帝)②Pope(法王)③King(王)である。天皇は世界の中で唯一のEmperor(皇帝)である。皇帝と法王は同列とみなす場合もある。

日本の皇室は世界最古の歴史を誇る王室である。神話の時代から途切れることなく『男系』により引き継がれている。

残念なことに、この事実を多くの日本人は知らない。

 

万一、女系天皇が即位したら、それは皇統の断絶である。

天皇の権威は格段に落ちてしまう。いや、そもそも今までの男系継承が崩れる訳だから、女系天皇天皇とは言えない。

そのような愚かなことを、日本人自らの手でやってはいけない。