素人が新聞記事書いてみた

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ホンダジェット、出荷数世界1位=2019年上半期・超小型機部門で

本田技研工業は13日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の2019年上半期(1~6月)の出荷数が17機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて、2017年と2018年に続き世界第1位を達成したと発表した。

情報元:Honda | 「HondaJet」が2019年上半期のカテゴリートップのデリバリー数を達成

 

全米航空機製造者協会(GAMA)のによると、ホンダジェットは2017年に43機を出荷し、超小型機部門(最大離陸重量が約5670キログラム以下)で、初めて出荷数世界一となった。

2018年にも37機を出荷。2年連続でカテゴリー最高の出荷機数を達成している。

 

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HondaJet(ホンダジェット)、出典:Wikipedia

 

ホンダジェットは、本田技研工業の米国子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」が研究開発、製造販売をする小型ビジネスジェット機である。

最大の特徴は、エンジンを主翼の上に搭載した点である。

形寸法は全長12.99m、 全幅(翼幅)12.12m、全高4.54m。最大巡航速度は782km/h。航続距離は2265km (改良版の「エリート」は2661km)。定員は乗員含め最大7人。

同クラスのジェット機と比べ、最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現した機体である。

2015年12月より運用が開始されており、顧客の約6割は北米。

 

ホンダジェットは2018年より、改良版の「ホンダジェットエリート」の納入を始めた。航続距離が396km延長され、客室内の静粛性もさらに向上している。

機体価格は525万ドル(約5億5000万円)。

ホンダジェットエリートは2018年12月より、日本でも購入が可能となった。日本での初号機(JA01JP)は、堀江貴文氏らが共同で購入、所有している。

 

2018年上半期には、ロックバンド「ONE OK ROCK」とホンダジェットがコラボCMを制作、YouTube上で最も再生された広告となった。

現在の再生回数は2168万回ほど。

 

www.youtube.com

 

大東亜戦争終結以前、日本は航空機大国だった。

特に三菱重工業零式艦上戦闘機ゼロ戦)は最高傑作と言われ、非常に高い運動性能を誇っていた。初期の米国戦闘機には、「ゼロとドッグファイトを行なうな」という指示が出されていた。

 

しかし、日本の航空産業は敗戦により衰退してしまった。

連合国軍最高司令官総司令部GHQ)より、航空機の研究・設計・製造は全面禁止された。航空機に関する資料は全て没収され、機体も一部が接収、他はすべて破壊された。

占領期の約6年半の間に、日本の航空会社は完全に解体された。技術者は自動車や鉄道など他業種へと流れていった。

 

時は流れ・・・ここ数年、日本の航空産業には明るい話題が多くなってきた。

航空技術は日本の未来に必要不可欠なものである。

政府はもっと積極的に支援すべきだ。