素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

支那、スパイ容疑の北大・日本人教授を保釈

中華人民共和国外交部支那外務省)の耿爽(こう・そう)副報道局長は15日、支那当局が拘束した北海道大学の40代の日本人男性教授を同日付で釈放したと発表した。

教授は9月8日、北京を訪問中、刑法と反スパイ法に違反した疑いで拘束されていた。

15日に日本に無事帰国できた。

 

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中華人民共和国の国旗、出典:Wikipedia

 

耿(こう)氏によると、支那国家安全当局が9月8日、教授のホテルの部屋を捜索したところ、「支那の国家秘密に関わる資料」が見つかったという。

教授はこれまで大量の機密資料を収集していたことを認めた。そして、後悔の念を示した。

支那側は、法に基づき教育と戒めをしたうえで「釈放」することを決めた。

情報元:2019年11月15日外交部发言人耿爽主持例行记者会 | 中华人民共和国外交部

 

菅義偉(すが・よしひで)官房長官は同日、日本人男性教授が釈放され、15日に日本に帰国したことを明らかにした。健康上の問題はないと本人から聞いているという。

菅氏は、同教授が解放された経緯については、「事柄の性質上、詳細については、コメントを差し控える」と述べた。

情報元:令和元年11月15日(金)午後 | 令和元年 | 官房長官記者会見 | ニュース | 首相官邸ホームページ

 

支那は平成26年11月、スパイ活動を取り締まる機関などについて規定した「中華人民共和国反間諜法」を施行している。通称「反スパイ法」。

以降、スパイ行為をしたとして、確認されているだけで日本人13人が拘束されている。

実刑が確定したのは8人。全員が5~15年の懲役刑を受けている。

 

支那は事実上、一党独裁国家である。司法の透明性は低く、法律は市民をコントロールするため武器として使われている側面がある。

今回釈放された北大・日本人教授や実刑になった日本人8人が、スパイ行為をしたということも、本当か否か怪しい。

支那に行くなら、無実でも犯罪の容疑をかけられ、拘束される可能性がある...というリスクは覚悟する必要がある。