素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

静岡市、学校給食で宗教的配慮した献立、令和2年度中に

静岡市12日、同市内の小中学校の給食で、宗教的な配慮をした献立の導入を決めた。

今後具体的な内容を検討し、令和2年度中には開始できるように準備する。「ハラール食」を視野に入れているという。

 

ハラール食とは、ムスリムイスラム教徒)用の食事のことである。彼らが口にすることを許されない、豚やアルコールなどを使わずに作る。ただし、宗派によって、使用できない食材は若干違う。

 

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静岡市田辺信宏市長

 

静岡市田辺信宏(たなべ のぶひろ)市長は12日の定例記者会見で。

宗教上の理由で豚肉などを食べられない子供への対応について、「来年度中に食べられない食材を除いた給食を提供できるよう準備をしていきたい」と述べた。

情報元:学校給食でも「宗教的な配慮を」 イスラム教などの子供に対応へ 静岡市 | ニュース | テレビ静岡

 

静岡市は多文化共生を重要政策としてあげている。

朝日新聞によると同市長は記者会見で、「多文化共生社会を目指して、学校給食の現場も対応をしていくのは自治体として標準装備だと思う」と強調したという。

「対応しないといけない子どもが増えることを想定し、準備していきたい」とも述べたという。

情報元:静岡)宗教に配慮「除去食」給食 静岡市で来年度中にも:朝日新聞デジタル

 

静岡市の学校給食課は今年5月、市立小中学校129校の約4万7000人の生徒を対象に調査を実施した。

その結果、33人が宗教上の配慮が必要であることがわかった。33人中15人は弁当を持参しており、残りの18人は食べられない食材を取り除くなどして給食を食べているという。

食べられない食材は、主に豚肉と料理酒などに含まれるアルコールだった。学校給食課は、ムスリムイスラム教徒)の生徒だとみている。

 

静岡市では今後、ムスリムなどの外国人が増えていくものは確実とみられている。

今回の政策はその対応策だという。