大阪市は27日、「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」に基づき、憎悪表現(ヘイトスピーチ)と認定した2件について、発信者の氏名をホームページ上で公表した。
ヘイトスピーチ関連の自治体条例で、氏名が公表されてのは全国初。
氏名を公表されたのは2人で、まとめサイト「保守速報」の管理人と、政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」の代表。
大阪市は今年7月にヘイトスピーチと認定し、有識者でつくる審査会が公表について議論していた。
保守速報は、ネット掲示板などの書き込みを転載して紹介する"まとめサイト"。その名のとおり保守的な編集方針であり、「嫌韓」の傾向が強い。
管理人は今月17日、「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」に抵触したとして、同市の松井市長から通知書が届いたことを明らかにしていた。対象になるとされる記事はすでに削除していた。
情報元:【維新にブログが潰されるかもしれません】大阪市ヘイト条例の件で、松井市長から保守速報に通知書が届く | 保守速報
管理人の氏名は、被害を申し立てた人が提出した裁判資料などから特定した。
大阪市によると、「朝鮮人のいない日本を目指す会」の代表は平成28年9月、大阪市のJR鶴橋駅周辺で「朝鮮人に気を付けろ」などと街宣活動を行い、その音声ファイルをインターネットに公開していたという。
同代表はすでに氏名を公表して活動している。
筆者は「大阪市がこのような事をするべきではない」と思う。ヘイトスピーチを無くしたいという気持ちは十分にわかるが。
そして、公平性がない。ヘイトスピーチとして認定される表現活動は、外国人に対するものが全て、若しくは、ほぼ全てとなるであろう。
大阪市は「日本人に対するものも、同様に適応される」と主張しているが、それは有り得ない。日本人に対するヘイトスピーチは、法律上ヘイトスピーチに当たらないからだ。特別に酷い場合には適応されるかもしれないが、同じ基準ではない。
今回、大阪市がヘイトスピーチと認定し発信者の氏名を公表した2件も、在日韓国・朝鮮人に対しての表現活動である。
今後ヘイトスピーチと認定される表現活動は、在日韓国・朝鮮人に対するものが大半を占めると予想される。これは善良な在日韓国・朝鮮人にとっても、好ましい事ではない。
大阪市は27日、「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」に基づき、ヘイトスピーチと認定した2人の氏名を公表しました。
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) 2019年12月28日
まとめサイト「保守速報」の管理人と、政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」の代表です。
😑
これ、どう思いますか?
皆さんがどう思っているのか、Twitter でアンケートをとってみた。予想どおり、8割以上の方が今回の大阪市の実名公表には批判的だ。
「いいね」が多いコメントの中から、いくつか紹介したい。
こまったちゃん@知見さんに三味線にされた 様
完全なる言論弾圧になっています。
ヘイトスピーチ解消に向けた注意喚起ならまだ我慢ができるが、記事を削除したにも関わらず実名を晒すとか地方公共団体が独自に行うべきことではない。憲法違反ではないのか?
さだPEPPER@中道やや右寄りの偽(アラ)イさん(H&T練習中) 様
atsu 様
けん 様
大阪市ごときがなんの権限があって言論弾圧してる
もの言わせず外国人に優しい大阪?ふざけるな💢
ちなみに都構想の説明会でも反対意見は時間の無駄だから聞かないらしい。
なる 様
そんな条例をなぜ作る必要が出来たのか?その根っ子の深い闇の部分に目を向けずに、浅い所で問題を解決しようとするのはおかしいと思うのですが?
だれが好き好んで差別的な発言をしたいと思う❓川崎はよくわからないけど、大阪でこれするとそれまで何とか取ってたバランスが崩れると何故わからない?
通りすがりの猫も笑う(ΦωΦ) 様
まとめサイトの管理人がヘイトスピーチとして氏名を公表されたら、まとめサイトどころか、各種掲示板そのものが成り立ちません。
パヨさんたちの大好きな『言論の自由』が脅かされます。
Yasu N 様
個人名晒すのは人権上、大問題です。
今回の件について、普段は「人権」とか「言論の自由」とか言っている連中が全く騒いでいない。むしろ、賛同し協力している。
在日韓国・朝鮮人に対して、過度な配慮はすべきではない。日本人と同じにすべきである。