同市で発生した、2019-nCoV(新型コロナウイルス)による肺炎の広がりを抑えるための措置。
北京の在支那日本大使館は23日、武漢在住の日本人1人が重度の肺炎を発症して入院していると発表した。新型コロナウイルスによる症状かは不明。
支那国家衛生健康委員会は24日、同日午前0時時点で、新型コロナウイルスによる肺炎の発症が計830例になったと発表した。
うち死者は25人で、重症は177例。
過去24時間で発症は259例、死者は8人増加。
武漢市は23日午前10時(日本時間同11時)、市内の都市バスや地下鉄などの公共交通機関、及び、武漢を出発して市外に向かう航空便と列車の運行を停止すると発表した。再開時期は未定。
また、特別な理由がない限り、市民は武漢を離れてはならないとした。
武漢市民約1100万人の移動を本格的に制限する異例の措置に踏み切った。
情報元:武汉市人民政府门户网站
支那政府は24日0時、近接する黄岡(Huanggang)市の鉄道などの公共交通機関の運行も停止した。黄岡は武漢から約70キロの距離で、人口は約750万人。市内では映画館、インターネットカフェ、中央市場も閉鎖された。
人口110万人の湖北省鄂州(Ezhou)市でも鉄道駅の閉鎖。さらに、人口約100万人の利川(Lichuan)を含む同省3都市でも、公共交通機関や道路の利用制限をした。
支那では25日の春節(旧正月)に合わせ、24日から大型連休が始まる。これを前に、感染の拡大を抑えたい構えた。
しかし、人民の移動はすでに始まっており、新型肺炎の発症が増加するのはほぼ確実。
すでに日本国内でも2例目の発症者がでている。
安倍内閣の新型肺炎対策は余りにも遅く甘い。すぐに水際対策を強化すべきである。