昭和62年(1987年)5月3日、同支局に目出し帽を被った全身黒装束の男が押し入り、散弾銃を発砲。記者1名(当時29歳)が殺害され、同僚の記者1人も重傷を負った。
5月6日、時事通信社と共同通信社に「赤報隊一同」の名で犯行声明が届いた。内容は以下のとおり。
- われわれは本気である。すべての朝日社員に死刑を言いわたす
- 反日分子には極刑あるのみである
- われわれは最後の一人が死ぬまで処刑活動を続ける
政治思想(イデオロギー)は、人それぞれに違う。一つの尺度で単純にはかることはできない。
しかし、あえて分類するとすれば、保守(右翼・右派)、中道、革新(左翼・左派)という分類が一般的である。
保守は、従来からの伝統・習慣・制度・社会組織・考え方などを尊重する。
革新は、古くからの習慣・制度・状態・考え方などを新しく変えようとする。
朝日新聞は好きですか?
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) 2020年6月22日
保守は朝日新聞が嫌いである。
筆者のTwitterのフォロワーは、大半が保守である。アンケートでは95%以上が朝日新聞を嫌いと回答している。
保守といっても、強硬派から穏健派までいる。
そして、「強硬派保守」には朝日新聞阪神支局襲撃事件を肯定する人が多い。右派系市民グループには同事件を肯定しているところもある。
一方、「穏健派保守」はほぼ全員否定する。
朝日新聞阪神支局襲撃事件を支持する人がどのくらいいるのか、アンケートをとってみた。
朝日新聞阪神支局襲撃事件を支持しますか?
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) 2020年6月21日
昭和62年(1987年)5月3日、全身黒装束の男が朝日新聞記者を散弾銃で撃った事件。
1名が死亡、1名が重症。
後日、「赤報隊一同」の名で犯行声明があった。
「支持する」が約2割。
ここからは筆者の主観である。
大雑把にいうと、朝日新聞阪神支局襲撃事件を支持するのが強硬派保守だと思う。
強硬派保守は信念は強いが、話が通じない。同じ保守でも、強硬派保守と穏健派保守は全くの別物だ 。
革新にも同じことがいえる。
強硬派保守が革新へと政治思想を変える場合、穏健派革新ではなく「強硬派革新」となる。強硬派革新が保守となる場合は強硬派保守となる。
保守も革新も(右も左も)強硬派になるほど、法律より、自分たちの思想を優先する傾向がある。
そういう人間を増やしてはいけない。