カルビーは25日、モバイルワークの標準化や単身赴任を解除するなど、新たな働き方を導入すると発表した。
本社や営業拠点などのオフィスで働く約800人の社員を対象に、令和2年7月1日から開始する。
モバイルワークとは、情報通信技術(ICT)を利用することにより、時間や場所に縛らない働き方のことである。
決められたオフィスに勤務しないため、営業担当者など外出する機会が多い仕事に向いている。
カルビー本社が入っている「丸の内トラストタワー本館」、出典:Wikipedia
カルビー株式会社は、東京都千代田区丸の内に本社をおくスナック菓子メーカー。
かっぱえびせん、ポテトチップス、じゃがりこ等のジャガイモをベースとした商品が多い。
令和2年3月期の連結決算では、売上高2559億円、営業利益276億円、当期純利益175億円。従業員数は4053名(単独では1,765名)。
カルビーは新たな働き方を「Calbee New Workstyle」と呼んでいる。3つの柱があり、内容は以下のとおり。
1.モバイルワークの標準化とフルフレックス導入
オフィス勤務者はモバイルワークを原則とする。結果的に30%前後の出社率を目安とする。
2.単身赴任の解除
モバイルワークを基本とすることで業務支障がない場合には、単身赴任を解除する。
3.通勤定期券代の支給停止とモバイルワーク手当支給
通勤定期券代の支給は停止し、出社時の交通費は実費で支給とする。「モバイルワーク手当」を新設し、環境整備に必要な費用の一部を補助する。
情報元:ニュースリリース 『ニューノーマルの働き方「Calbee New Workstyle」を7月より開始』 | カルビー株式会
大都会の通勤ラッシュは大変だ。特に東京は。
企業活動に支障がでないなら、こういう取り組みは積極的に進めるべきだと思う。