令和2年6月28日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の累計感染者数が、世界全体で1,000万人を超えた。
この数は各国が発表した数値なので、実際の感染者数は更に多いとみられる。
感染者は約6週間で倍増した。
最も多いのは米国で、感染者は250万人。死者は12・5万人。南部・西部を中心に経済活動を早期に再開した州で感染が拡大している。
2番目に多いのはブラジルで、感染者は130万人。死者は5・7万人ほど。サンパウロ州での感染拡大が深刻。
日本の感染者は1・8万人。死者は0・09万人。
上記数値は端数を切捨ててある。
米国のジョンズ・ホプキンス大学は、新型コロナウイルス感染症の感染者数や死者数などをまとめ、ホームページ上に公開している。
元となるデータは各国が公表したもののため、一部の国によっては実態との乖離が大きい。
新型コロナウイルス感染症の各国の累計感染者数(令和2年6月29日午前8時)
世界全体 10,072,616人
・米国 2,544,169人
・ブラジル1,313,667人
・ロシア 633,563人
・インド 528,859人
・英国 312,640人
・ペルー 279,419人
・チリ 271,982人
・スペイン 248,770人
・イタリア 240,310人
・イラン 222,669人
(中略)
・支那 84,745人?
・日本 18,366人
情報元:COVID-19 Map - Johns Hopkins Coronavirus Resource Center
ほぼ全ての新聞が、このニュースを今日(令和2年6月29日)の朝刊一面で報道している。
しかし、日本の感染者が世界全体の0・2%にも満たないことを報道している新聞は、筆者が知る限りなかった。
このニュースで最も重要な事は、 日本では、新型コロナウイルス感染症の感染者数・死者数が少ない...という事実である。