自衛隊は「令和2年7月豪雨に係る災害派遣」で、1774名を救助した。
地上から981名、航空機で793名を助けた。
期間は、令和2年7月4日~12日。人命救助活動等を行った地域は、熊本県、福岡県、大分県。
九州および沖縄の防衛や災害派遣等を担任している「陸上自衛隊西部方面隊」を中心に、他地域担当の陸自や空自、海自なども協力し実施された。
自衛隊は人命救助活動が終わった13日以降も、現地で災害廃棄物・土砂等処理や道路啓開、物資輸送、入浴支援などの活動を続けている。
情報元:令和2年(2020年)7月豪雨に係る災害派遣 - 統合幕僚監部
<令和2年7月19日情報追加>
自衛隊はその後、航空機で1名を救助した。
「令和2年7月豪雨に係る災害派遣」で自衛隊が救助した人は累計1775名となった。地上から981名、航空機で794名。
第8施設大隊による人命救助(令和2年7月4日、熊本県津奈木町)、原典:防衛省・統合幕僚監部
令和2年7月豪雨とは、令和2年7月3日夜から8日にかけ、熊本県を中心に九州および日本各地で発生した集中豪雨のことである。
熊本県、鹿児島県、福岡県、長野県、岐阜県の5県で、「24時間雨量」または「72時間雨量」が統計開始以降最大となった。
消防庁によると15日午後2時現在、死者77名、心肺停止1名、行方不明9名。うち、熊本県では死者66名、行方不明3名。
情報元:災害情報 | 総務省消防庁
自衛隊は4日早朝、熊本県知事から災害派遣要請を受けた。同県では球磨川(くまがわ)が氾濫、流域で多くの死者がでた。
7日早朝には福岡県知事から、同日午前には大分県知事から、災害派遣要請を受けた。
本日7月4日早朝、#熊本県 知事から #陸上自衛隊 第8師団長(北熊本)に対し、河川の氾濫発生に係る災害派遣要請がありました。連絡員を熊本県庁などに派遣し、第42即応機動連隊(北熊本)の初動対処部隊が芦北町に、第24普通科連隊(えびの)の初動対処部隊が球磨村に出発しています。 pic.twitter.com/0g4Ed2SKJ7
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) 2020年7月3日
【九州南部豪雨に伴う #災害派遣(第3報)】
— 陸上自衛隊西部方面隊 (@JGSDF_WA_pr) 2020年7月4日
熊本県八代市坂本地区において、住宅が冠水して孤立した住民を、多用途ヘリコプターUH-60において救助する様子です。#災害派遣 #人命救助 #自衛隊 #西部方面隊 #西部方面航空隊 #第8飛行隊 #熊本県 #八代市 #冠水 #大雨 #多用途ヘリコプター #UHー60 pic.twitter.com/kvOVIE56w5
【九州南部豪雨に伴う災害派遣(第8報)】
— 陸上自衛隊 第8師団 (@8sidan) 2020年7月6日
第8師団は、7月5日(日)、人吉、八代、芦北地区等において、救助活動、道路啓開等を実施しました。#第8師団 #熊本 #九州南部豪雨 #7月豪雨 pic.twitter.com/XDAXL1GGg9
【令和2年(2020年)7月豪雨災害派遣(第14報)】
— 陸上自衛隊西部方面隊 (@JGSDF_WA_pr) 2020年7月7日
福岡県大牟田市三里町において、第4高射特科大隊の隊員が救助ボートにより取り残された住民を救助する様子です。#陸上自衛隊 #西部方面隊 #第4師団 #人命救助 #福岡県 #豪雨 #災害派遣 pic.twitter.com/9RbS2gzr5G
一国民として、自衛隊に心より感謝致します。