米国司法省は17日、支那のスパイとして活動した疑いで、元中央情報局(CIA)職員アレクサンダー・マー容疑者(67)を14日に逮捕したと発表した。
同じく元CIA職員だった親戚と共謀して、最高機密を含む情報を支那情報機関当局者に渡していた疑い。
中央情報局(CIA)とは、外国での諜報を行う米国の情報機関である。
正式名称は"Central Intelligence Agency"。
具体的な活動内容は明らかにされていない。職員数も公表していないが、約2万人と言われている。
米国司法省によると、マー容疑者は香港生まれの帰化米国人だという。
1982年にCIA勤務を始め、89年に退職するまで、最高機密に触れることができる立場にあった。
退職後は上海に移り住み、2001年にハワイに移住した。
その後10年に渡り、CIAまたはFBIの国防情報を支那情報機関当局者に渡していた疑いがもたれてる。
マー容疑者と親戚が、支那情報機関に情報提供を始めたのは2001年から。CIAの職員や作戦、通信手段などに関する情報を渡していたという。
この際、マー容疑者が現金5万ドル(約530万円)を受け取った動画があるという。
マー容疑者は2004年、連邦捜査局(FBI)ホノルル事務所の契約職員となった。
その後6年間、機密文書のコピーなどを支那側に提供していた。
マー容疑者は頻繁に支那を訪問して、米国に帰国する際は数1000ドルの現金や新品のゴルフクラブのセットなどを持ち帰っていたという。
マー容疑者は2019年春、支那情報機関を装ったFBIのおとり捜査により、スパイ活動が確認されていた。
2020年8月12日には、おとり捜査官に中国政府を支援し続ける意思を示し、「祖国の成功を願う」とも述べたという。
情報元:Former CIA Officer Arrested and Charged with Espionage | OPA | Department of Justice
同様のことをやっている人間は、日本にもいるだろう。
スパイ防止法の必要性を感じる。
マー容疑者は帰化人である。
帰化は容易にさせるべきではない。せめて、2世からにすべきだ。
しかし、こういう主張をすると、日本では差別主義者として扱われる場合が多い。
残念ながら...これが現実だ。