菅義偉(すが・よしひで)官房長官は2日、安倍晋三総理(自民党総裁)の後継を決める自民党総裁選に出馬することを表明した。
自身が総理になった場合には、現在の安倍内閣の政策を継承するとした。
自民党総裁選挙は今月8日告示、14日投開票。事実上、総理を選ぶ選挙。
立候補しているのは菅氏のほか、岸田文雄政務調査会長と石破茂元幹事長の3人。
菅氏の勝利は、ほぼ確実な情勢。
今月16日には新総理の指名選挙が行われ、菅義偉総理が誕生するとみられる。
新元号「令和」を発表する菅義偉官房長官、平成31年4月1日に官邸で、原典:首相官邸
菅義偉氏は昭和23年(1948年)12月6日に、秋田県湯沢市で生まれた。現在の住所は神奈川県横浜市。
高校卒業後に集団就職で上京し、板橋区の段ボール工場で働く。その後、法政大学第二部法学部政治学科へ進学し、昭和48年(1973年)に卒業した。
昭和62年(1987年)、横浜市会議員選挙に西区選挙区から出馬し初当選。その後、市議を2期務めた。
平成8年(1996年)、衆議院議員選挙に神奈川2区から自民党公認で出馬し初当選。その後、8回連続で同選挙に当選している。総務大臣や内閣府特命担当大臣(地方分権改革担当)などを歴任。
平成24年(2012年)12月26日、官房長官になる。新元号「令和」の発表も行った。
現在も官房長官の職にあり、最長在任記録を更新している。
菅義偉氏の主な政策
菅 義偉総裁選出馬会見 https://t.co/9IGNq4N5Yb
— 菅 義偉 (@sugawitter) 2020年9月2日
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は2日午後、国会内で、自民党総裁選への出馬会見を行った。
菅氏は冒頭、新型コロナウイルス感染症の拡大について危機感を示した。同時に、辞任する安倍総理について「無念な思いを推察する」と述べた。
その上で、「国難にあって政治の空白は決して許させません」と語った。
菅氏は、国民が安心できる生活を1日でも早く取り戻すため、総裁選に立候補する決意をしたという。
安全保障や外交、経済などに関しては、安倍内閣の政策を継承するとした。
憲法改正や北朝鮮による日本人拉致問題については、「引き続き挑戦していきたい」と意欲を語った。
【今日もグダグダと…】東京新聞・望月衣塑子「色んな記者をさされてるなと感じた。心残りは都合の悪い記者に質問妨害が続いた。番記者の厳しい追及に応じるのか…」
— Mi2 (@mi2_yes) 2020年9月2日
自民党・菅義偉「限られた時間の中でルールに基づいて行っている。ですから早く結論を質問すればそれだけ時間が浮く訳であります」 pic.twitter.com/zTPxQ9PciX
筆者は菅氏の会見を見ていた。自分の考えを述べ、記者の質問に丁寧に答える菅氏に好感を抱いていた。
しかし、ルールを無視し、自分勝手に振る舞う記者?を見て不快になった。
菅氏は、安倍内閣の政策を継承する。
反日派からは、理不尽な攻撃を受けることになるだろう。
国民が政治に無関心だと、取り返しのつかないことになる。