平成22年9月7日、尖閣諸島付近で違法操業をしていた支那漁船が、海上保安庁の巡視船2隻に体当たりし、逃走した事件である。
翌日、支那漁船の船長は逮捕された。
支那はこれに反発。
支那本土にいた日本人4人を拘束したり、レアアースの事実上の対日禁輸などの報復措置を実行した。
9月24日、那覇地方検察庁は突如、支那人船長を処分保留で釈放した。
この釈放は、当時の民主党政権(菅内閣)からの圧力によるものと思われる。ほぼ確実。
菅内閣の国務大臣だった前原誠司氏は、「菅直人総理が逮捕した支那人船長の釈放を指示していた」と証言している。
官房長官だった仙谷由人(せんごく・よしと)氏も、「政治介入」を認めている。
【かつやチャンネル】2020.9.11 10年前の尖閣漁船衝突事件。当時の政府対応に弱腰との批判が強かったが、逮捕後の対応に選択肢は限られていた。同様の事件が再発した時の政府の準備が十分できていることを期待。ブログ⇒https://t.co/amk3npisaF #尖閣諸島 #漁船衝突事件 #かつやチャンネル pic.twitter.com/mJAhzS2Jh6
— 岡田かつや (@okada_katsuya) 2020年9月11日
事件発生時に菅内閣の外務大臣だった岡田克也衆議院議員は、 支那人船長の処分保留による釈放について「これ以外に方法はなかった」と自身のブログやTwitterで公表した。
その理由については、大規模デモが予想されたり、日本人が拘束されたり、支那政府が取り扱いに困っていたことをあげた。
岡田氏は、当時の民主党政権がとった対応を肯定した。
外国に脅されたとき、犯罪者を釈放することが国益になるのか?
外国との揉め事が起きたら、「なんとか解決したい」という気持ちはわかる。
たが、国内法を曲げてまで、外国の意見を聞き入れてはいけない。
それをやってしまったら、もう属国である。独立国とはいえない。
尖閣諸島支那漁船衝突事件での「支那人船長の釈放」は適切な判断だったのか?
Twitterでアンケートをとってみた。
尖閣諸島支〇漁船衝突事件(2010年9月7日発生)で、民主党政権が逮捕した支〇人船長を釈放したのは適切な判断だったと思いますか?
— 素人が新聞記事書いてみた (@np_ama) 2020年9月12日
予想どおり、ほぼ全ての方が「適切な判断ではなかった」と回答している。
頂いたコメントのなかから、支持を得ていたものをいつくか紹介したい。
普通の日本人 様
これで同じ事件が起きても、厳しい対応を取るのが難しくなってしまった。
大袈裟と言われそうだが、日本は侵略を受けている。
ニヒト 様
当時憤慨したのを覚えている。"柳腰"と言った仙谷にはかなりの苛立ちを感じ、一気に民主党に期待したのが間違いだと気づいた。絶対にこの人達に政権を任せては駄目です。
氷室サキ@しずくまい仕様 様
問われるべきは『昔と今の民主党の国防意識』でもある。擁護する民主党議員は国防に関してはザルと見る。ザル故国益国防を逃した。
反省せず擁護する姿は国益・国防を考えていなかった証明でもある。
あらゆる政治家に国防を問われなければならないが、与野党共にどう答えるのかは知りたいところね
yasuaki 様
究極の忖度!
普通の日本人様も言っているが、「日本は支那からの侵略を受けている」と筆者は思う。
そして、侵略はゆっくりだが、着実に進んでいる。
ただ、こういう主張をすると、周囲から白い目で見られるのが日本の現状状況である。