米国大統領選挙の投票が3日(現地時間)、行われた。共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領の間で、かつてない接戦となった。
翌4日早朝、ウィスコンシン州とミシガン州で、バイデン氏の票が短時間に急激に伸びるという事態が発生した。
不正選挙を指摘する声もある。
ウィスコンシン州の得票の推移
ウィスコンシン州では4日午前3時20~50分の間に、バイデン氏の票が急激に増えるという事態が発生した(上図)。
増加した票は14万票を超えるとみられる。
なお、上の図では見にくいが、同時刻、トランプ氏の票も3万1800票ほど増えているとみられる。
ミシガン州の得票の推移
ミシガン州でも4日6時過ぎ、ウィスコンシン州と同様の事態が発生している(上図)。
ミシガン州の増えたバイデン票は13万票を超えるとみられる。
We have claimed, for Electoral Vote purposes, the Commonwealth of Pennsylvania (which won’t allow legal observers) the State of Georgia, and the State of North Carolina, each one of which has a BIG Trump lead. Additionally, we hereby claim the State of Michigan if, in fact,.....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2020年11月4日
トランプ大統領は、今回の選挙で不正が行われたと主張している。
ミシガン州では郵便投票の開票差し止め、ウィスコンシン州では再集計要求の構え。
法定闘争が見込まれる。
バイデン票が短時間に急激に伸びたことに関して、ウィスコンシン州では考えられることである。この票は郵便投票であり、同州はバイデン氏の支持者が多い。
ミシガン州については、現時点では不可解ではある。
不正選挙の指摘は、両州以外からも出ている。
どちらにしろ、まずは、不正を徹底的に調べる必要がある。