素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

自衛隊、伊賀市「豚熱」災害派遣、終了

自衛隊は2日、三重県伊賀市におけるCSF(豚熱)発生に係る災害派遣について、活動を終了したと発表した。

 

豚熱とは、CSFウイルスによる豚や猪の熱性伝染病である。強い伝染力と高い致死率が特徴。

養豚場で感染が確認された場合、飼育されている豚は殺処分となる。

ヒトに感染することはない。豚熱にかかった豚の肉を食べても、人体に影響はない。

 

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豚熱が発生した養豚場と第33普通科連隊(久居駐屯地)の場所、原典:防衛省・自衛隊

 

12月29日、三重県伊賀市にある養豚場で豚熱の感染が確認された。

同日午後8時、三重県知事は陸上自衛隊第33普通科連隊長(久居駐屯地)に、災害派遣を要請をした。要請内容は、豚舎での豚の追い込み作業や殺処分した豚の運搬など。

 

同日午後10時半以降、第33普通科連隊(久居駐屯地)を中心とする約200人の隊員により作業が開始された。ローテーションによる24時間体制。

1月1日、自衛隊に割り当てられた作業が完了。自治体のみで対応可能となったことから、三重県知事から災害派遣撤収要請があり、自衛隊は活動を終了した。

情報元:三重県伊賀市におけるCSF(豚熱)発生に係る災害派遣について | 防衛省

 

1月3日、 三重県は養豚場の豚の殺処分を同日午後3時13分に完了したと発表した。

殺処分頭数は発生時には約6600頭としていたが、実数は7026頭だった。

 

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殺処分した豚の運搬作業をする自衛隊員、原典:防衛省・自衛隊

 

自衛隊災害派遣には、本来の任務以外に、安全保障という側面もある。

自衛隊が即座に行動することにより、敵対国や国内でテロを起こそうとする者らに対し、抑止力となる。

日本を守っているのは、憲法9条ではない。自衛隊在日米軍である。