人間は危機に陥ったとき、本来の姿(本質)を見せるものである。
これは民族という単位でも、同様と言える。
16世紀頃から、白人国家による有色人種の居住地への侵略が激化していく。20世紀初頭になると、地球上のほとんどの地域が白人国家の勢力圏となってしまう。
白人国家は侵略先で多くの虐殺を行った。多くの民族が絶滅へと追い込まれた。
彼らはアフリカ大陸など多くの人を拉致し、奴隷としていた。
アフリカ大陸での「奴隷狩り」の様子を描いた絵、出典:Wikipedia
白人国家の侵略に対してどのような態度をとったか。有色人種でも、民族によりいくつかのタイプに分かれる。
一概には言えないが、筆者は大きく4つのタイプに分かれると思う。
- 戦う
- 今は我慢して反撃の時を待つ
- 完全に降伏する
- 白人国家の手先となる
「戦う」を選んだのは、日本やインディアンなどである。残念ながら、インディアンは絶滅に近い状態となってしまった。日本も日露戦争に負けていたら、同様の状態になったかもしれない。
「今は我慢して反撃の時を待つ」には、インドやフィリピンなどが該当するだろう。これらの地域は独立運動が盛んだった。
「完全に降伏する」は最も多くの有色人種が選択した。白人国家の軍事力は強大であり、戦ってもほぼ勝ち目はない状態だった。
「白人国家の手先となる」を選んだのは支那だけだ。厳密には「漢民族」である。
彼らは白人側につき、有色人種を攻撃していた。大東亜戦争では、支那国民党は米国や英国から支援を受け、日本と戦っていた。支那共産党はソ連から支援されていた。
支那人が今までしたことを見ると、白人と似ている部分が多い。
支那共産党がチベットを侵略した時には、120万人の犠牲者がでたとも言われている。内モンゴルを侵略した時には、同地域へ大量の支那人(漢民族)を送り込み、原住民を少数民族化させた。
支那人以外の有色人種は、このような事はしない。
日本人でも「戦前の日本は悪だった」という人がいる。
そういう人は、自分の家族が奴隷にされてもいいか?
もし日本が戦わなかったら、今でも世界は白人国家が支配していたかもしれない。そうなれば、第二次世界大戦より多くの人が理不尽な死を迎えたことだろう。
筆者は日本人として、白人国家と戦った先人を誇りに思う。