中華人民共和国政府は、ウイグル人などのイスラム教徒系少数民族に対し大量虐殺(ジェノサイド)を行っている。
令和3年1月19日、トランプ米政権が認定した。この流れはバイデン政権でも続く。
しかし、現時点では日本の外務省はこれを認めていない。
新疆ウイグル再教育キャンプでの人権弾圧を証言するメヒルグル・トゥルスンさん、出典:ShareAmerica
中華人民共和国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区には、「新疆ウイグル再教育キャンプ」と呼ばれる収容所がある。
ウイグル人など100万人規模の人間が収容されている。
中華人民共和国政府は教育施設だと言っているが、実態は強制収容所で洗脳教育が行われている。
収容されたウイグル人によると、習近平総書記と中華人民共和国共産党を讃え、感謝する文言を唱和させられたという。その時、使うのはウイグル語ではなく北京語。
暴力を振るわれたり、食事を取らせないなどの虐待は日常的だという。
新疆ウイグル再教育キャンプに3回収容されたウイグル人女性、メヒルグル・トゥルスンさんはその実態を告白している。
彼女の体験は『私の身に起きたこと ~とあるウイグル人女性の証言~』というタイトルの本になっている。
この本に書かれている人権侵害は想像を絶する。
今日は参議院本会議で私たちの意思を示しました。
— 蓮舫🙋♀️@RENHO・立憲民主党 (@renho_sha) 2021年2月10日
ホワイトアクション。
声をあげ続けないと変わりません。
「なかったこと」「終わったこと」ではないのです。 pic.twitter.com/TUd1tA5DMX
令和3年2月3日、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」と知人の話を引用し発言した。
これをマスコミや野党、人権団体などが「女性蔑視発言だ!」と大騒ぎしたため、森氏は辞任に追い込まれた。
森氏の発言全部を聞けば、女性蔑視ではないことはわかる。100歩譲って女性蔑視だとしても、ここまで大騒ぎすることか?
情報元:森喜朗氏「女性がたくさん入っている理事会は…」3日の“蔑視”発言全文― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
森氏を批判した人は、女性差別を無くすために声をあげたのだろう。
だったら、中華人民共和国がウイグル人女性に対して行っている人権弾圧にも声をあげるべきである。
本気で女性差別を無くしたいと思っているなら、できるはずだ。