政府は23日、「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議の初会合を開いた。
安定的な皇位継承のあり方を検討する有識者会議で、メンバーは以下の6人。座長には清家氏が就任した。
次回の4月8日から、「女性宮家の創設」や「旧宮家の皇族復帰」など計10項目について、法律や歴史の専門家などから意見を聞く。
平成29年6月、衆議院および参議院で「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」が可決された。
この時、安定的な皇位継承を確保するため「女性宮家の創設等」について検討し、国会に報告するとした付帯決議がなされた。
情報元:天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議|参議員
「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議、挨拶をする菅義偉総理
菅義偉総理は冒頭の挨拶で「御議論いただきますのは、国家の基本に関わる極めて重要な事柄です」と述べた。
その後「皇室制度や歴史の専門家など様々な方々のお考えも聞いていただきながら、十分に議論し、様々な考え方を分かりやすい形で整理していただきたいと思います」と続けた。
情報元:令和3年3月23日 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議 | 官邸
『「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議』の要点は以下のとおり。
皇位継承の条件は、父方の血筋に天皇がいることである。女性天皇も含めて例外はない。これを「男系継承」という。
女系天皇とは、母方の血筋のみに天皇がいる者が、仮に天皇となった場合を想定した言葉である。最近つくられた言葉。
女系天皇やそれに繋がる「女性宮家創設」など、本来、議論されること自体おかしい。
女系天皇の即位は日本解体を意味する。
この事実を一人でも多くの国民に知ってもらいたいものである。