素人が新聞記事書いてみた

新聞記事のつもりでブログを書いています。

空自スクランブル、令和2年度は725回、支那が458回

防衛省は9日、航空自衛隊戦闘機の緊急発進(スクランブル)が、令和2年度は725回だったと発表した。 

昨年度より222回減少した。

 

国別では、最多が支那機で458回、次に多かったのがロシア機で258回。この2カ国で約99%を占めた。

中国機に対するスクランブルは、昨年より217回減少した。

 

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航空自衛隊スクランブルで使用している戦闘機「F-15J」、出典:Airliners

 

緊急発進とは、領空侵犯のおそれがある侵入機に対して、迎撃戦闘機が緊急に出撃することである。一般的には「スクランブル」と呼ばれている。

航空自衛隊は日本の周辺空域を24時間体制で監視している。国籍不明機が領空侵犯する恐れがあれば戦闘機「F-15J」または「F-2」が緊急発進して、対領空侵犯措置を実施する。

 

令和2年度は領空侵犯が1件発生した。10月2日に、ロシア機が北海道知床岬領空内を飛行した。

自衛隊発足以降、領空侵犯は計43件発生している。ロシア(ソ連含む)機によるものが40件、支那機が2件、台湾機が1件。

 

長距離飛行や往復飛行などの「特異飛行」は14回確認された。

令和2年12月22日には、支那爆撃機4機とロシアの爆撃機2機が、日本海から東シナ海を経て太平洋に至る共同飛行を実施した。

 

情報元:2020年度の緊急発進実施状況について | 統合幕僚監部

 

防衛省によると、最近の支那機の飛び方には変化がみられるという。

航空自衛隊スクランブルをかける空域を避けている。一方、スクランブル対象外での動きは活発だという。

 

一時に比べると、支那が大人しくなったのは不気味である。来年の北京冬季五輪が終わるまでの期間、一時的に自粛しているのだろうか。

同様に不気味なのは、支那機とロシア機による共同飛行である。両国の連携が強化されれば、日本にとって厄介なことになる。

考え過ぎだったらいいのだが...