65歳以上の高齢者約3600万人を対象とする、新型コロナワクチンの接種が13日、始まった。
同日午後7時までに、高齢者1139人が接種を受けた。
高齢者への接種が本格化するのは5月の連休明けとなる見込み。
政府は6月末までに、高齢者の分のワクチンを自治体に供給する予定。高齢者のワクチン接種が完了するのは8月頃になるとみられる。
65歳未満の人への接種については、一部の地域を除き、現時点で開始時期は未定。
高齢者に続き、持病のある人や高齢者施設などで働く人、60~64歳の人が優先される。
新型コロナワクチン(コミナティ筋注)、原典:Flickr
国内で認可されている新型コロナワクチンは、現時点では1種類のみ。
米国のファイザー社とドイツのビオンテック社が共同開発したもので、販売名は「コミナティ筋注」という。
3週間の間隔をあけて2回の接種を進めている。2回接種で有効性は約95%。
政府は2月17日より、医療従事者等を対象に新型コロナワクチンの接種を開始した。
4月12日現在、医療従事者等へ168万9453回(1回目:1,128,548回、2回目:560,905回) 、高齢者へ1139回の接種を行っている。
情報元:首相官邸(新型コロナワクチン情報) on Twitter:
2月17日から4月4日までに109万6698回の接種が行われ、副反応の疑いは350件。うち、国際的な基準でアナフィラキシーと評価されたのが79件。
接種後に死亡したのは6人。全員、ワクチンとの直接的な関連性を示す事実はない。
情報元:新型コロナワクチンの副反応疑い報告について|厚生労働省
新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、当分続きそうである。
しかし、筆者は必要以上に卑屈になることはないと思う。もちろん、注意は必要だが。
今は見えないが、未来に希望はある。