スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は26日、2020年の世界の軍事費について推計を公表した。
世界の軍事力は前年比2.6%増加し、1兆9810億ドル(約214兆円)。
世界の国内総生産(GDP)に占める軍事費の割合は約2.4%。
国別では、首位が米国で7780億(約84兆円)ドル。米国はトランプ前政権で軍事費を増やした。
2位は支那で2520億ドル(約27.2兆円)。26年連続の増加で、この10年間で76%も増えたという。
日本は9位で491億ドル(約5.3兆円)。
人民解放軍の移動式固体燃料大陸間弾道ミサイル「東風-31」、射程は8,650kmまたは11,200km、出典:Wikipedia
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が推計した「2020年の上位10か国の軍事費」は以下のとおり。
- 米国 7780億ドル
- 支那 2520億ドル
- インド 729億ドル
- ロシア 617億ドル
- 英国 592億ドル
- サウジ 575億ドル
- ドイツ 528億ドル
- フランス 527億ドル
- 日本 491億ドル
- 韓国 457億ドル
情報元:World military spending rises to almost $2 trillion in 2020 | SIPRI
支那の軍事費は日本の5倍を超えた。
支那は1989年から2015年まで、ほぼ毎年、10%を超えるペースで軍事費を増やした。
今年(2021年)は6.8%増だが、1年で2兆円近い増加である。
しかも、支那はGDPの2%ほどしか軍事費を使っていない。経済成長の結果、軍事費が増えているだけなのだ。
支那の軍事費が今後、更に増加することは確実である。
このような国が、尖閣諸島に侵略してきているのだ。いや、すでに日本を間接的に侵略中とも言える。
現在でも、「憲法9条を守れ!」とか、「敵基地攻撃能力は持つな!」などと言っている連中がいるが...
そんな悠長なことを言っていられる時期は、とっくに過ぎているのが現実なのだ。